営業終了の“赤プリ”避難所に、福島県内からの避難者を受け入れへ。

2011/03/24 18:58 Written by ナリナリ編集部

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東京都は3月24日、今月末で営業終了する「グランドプリンスホテル赤坂」で福島原発避難者の受入れをすると発表した。対象者は福島県からの避難者で、提供室数は約700室(最大約1,600人分)。

東京・赤坂の「グランドプリンスホテル赤坂」(旧赤坂プリンスホテル)は1955年に開業。バブル時代には“赤プリ”の愛称で親しまれ、トレンディなホテルとして人気を集めた。しかし、近年は競争激化や景気後退などにより苦戦。加えて施設の老朽化により、昨年4月に「2011年3月31日での営業終了」を発表している。  

今回の避難者受入れは、株式会社プリンスホテルから「避難者向けに活用していただきたい」と都に提案があったもの。ホテルの建物は解体が予定されているため、避難施設としての利用は6月30日までの期間限定となる。

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