米国では今、春休みの真っただ中。この国の大学生は春休みになると伝統的に、友だちと暖かい地域に旅行へ出かけることが多いようです。彼らは普段とても勉強していますし、長い冬にそろそろ嫌気がさした頃にやって来る春休みは、タイミング的にもバケーションには最適なのでしょう。行き先はフロリダのビーチなどが人気を集めています。
しかし、若さ溢れる大学生は“旅の恥はかき捨て”とばかりにハメを外してしまうことが多いよう。夜通しパーティーで酔っ払うのはまだ序の口、時には警察の厄介になるという話は毎年チラホラと聞こえてきます。
米紙ノースウェスト・フロリダデイリーニュースなどによると、先日、フロリダ州デスティンでは、春休みを利用して観光に訪れていた大学生2人が逮捕されました。彼らは何を思ったのか、ワニを盗み出そうとしたのです。
この一件はファドパッカーズというレストランが、施設内でアトラクションとして運営しているワニ園で起こりました。ここではワニを間近で鑑賞したり、エサをあげることができるそうですが、夜中に施設の柵の外からロープに付けた生の鶏肉を放り込み、ワニを釣りあげようとしたのです。
彼らは大声を上げながら“釣り”に興じていたため職員に発見され、通報で駆けつけた警察官によって御用となりました。ワニを釣り上げてその後どうしようとしていたのか、詳細は明かされていませんが、イタズラ心からの行動だったのでしょうか。なにはともあれ、ハメの外し過ぎですね。