3月11日の東北地方太平洋沖地震を受けて、募金やボランティア活動が続々と広がりを見せているが、そうした中、「何かしたい」と立ち上がった声優たちが、YouTubeに動画をアップロード(//www.youtube.com/watch?v=uyeU4jlYB4E)。被災地に向けてエールを送っている。
発起人は「NARUTO -ナルト-」のはたけカカシ役などで知られる声優の井上和彦。大震災を受けて「何かできないか」と思い、仲間に声をかけたところ、「あっという間に」メンバーが集まったという。
動画に映っているメンバーは、発起人の井上を始め、伊藤健太郎、置鮎龍太郎、折笠富美子、かないみか、神奈延年、小西克幸、沢城みゆき、真田アサミ、関智一、高橋直純、保志総一朗ら、豪華声優陣がズラリ16人。3本のアコースティックギターに歌声をのせて16人全員で声を合わせ、歌の後には、声優一人一人からのメッセージを収録している。
3月19日にアップロードされたこの動画は声優ファンを中心に広がり、YouTubeのコメント欄やツイッターでは感動の声が多数。また海外からのコメントも見受けられ、注目度の高さをうかがわせる。
なお、井上の公式ブログ「風まかせ」の3月20日付けエントリー「起きた!声援団見られた?」では、「やっとスタート地点に立ちました」と、今回の動画で終わりなのではなく、まだ活動の第一歩であると強調。「これから、積極的に動き出します」と、今後の支援活動に意欲を燃やしているようだ。
「声援団」(せいえんだん)と名付けられたこのチームは、「今大変な状況にある日本全体を元気にする為」に結成されたもの。一過性のチームではなく、「これからもずっと皆さんを応援」していくそうだ。