大相撲の元十両で、格闘家としても活動した日出ノ国が、自身のブログで東北地方太平洋沖地震が発生した“理由”をつづり、その後発言を不謹慎だったとお詫びしている。
この発言は地震が発生した11日に更新したエントリー「大相撲を開催しないから!」でつづっていたもの。日出ノ国は地震が起きた理由を「相撲は神事でもあり、四股を踏むと言うのは、四股と言われる魔物を踏みつける意味があるのに……。場所を開催しないから、こんな大地震が起きるんですよ!!相撲の神様が怒ってる!」と説明し、「早く、場所を開催して下さい。ごっちゃんです」と、八百長問題で中止となっている本場所の開催に絡めてエントリーを締めくくっていた。
しかし、翌12日に「すみませんでした」とのエントリーを更新。「私は、震災にあった1人です。家の瓦も崩れて…」とした上で、「多くの方の気持ちを考えないでコメントしてしまい、本当にすいませんでした。相撲を愛するが為に、不謹慎な発言を心からお詫びいたします」と謝罪し、また、コメント欄に寄せられた批判の書き込みにもお詫びの返信をしている。
日出ノ国は1990年3月場所で初土俵を踏み、最高位は西十両13枚目、十両戦績は5勝10敗。
引退後は太子郎の名前で格闘家として活動した。