JAYWALK中村耕一の脱退を発表、薬物事件での逮捕からちょうど1年。

2011/03/10 05:47 Written by ナリナリ編集部

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1991年に発売された「何も言えなくて…夏」のヒットで知られるバンド・JAYWALK(当時はJ-WALK)と、所属事務所のフリーウェイは3月10日、昨年薬物時件で逮捕され、現在執行猶予中のヴォーカル・中村耕一の脱退を発表した。あわせてフリーウェイとの専属マネージメント契約の解約も発表している。

公式サイトに掲載された「中村耕一脱退のご報告」では、「フリーウェイ・JAYWALKと中村耕一とは、平成23年3月10日付でフリーウェイと中村耕一との間の専属マネージメント契約の解約及び中村耕一のJAYWALKからの脱退を、双方協議の上合意しました」と報告。「中村耕一の薬物使用事件ではファンや関係各社の皆様、そして社会の皆様に大変ご迷惑をお掛けしました」と改めてお詫びをしている。

今後については「それぞれが別々の道を歩むことになります」としているが、中村、および残されたJAYWALKがどのような活動をしていくのかについては触れていない。

中村はJAYWALKのデビュー30周年を迎えていた昨年3月9日、東京・西麻布の路上に車を停めていたところ、車内から覚せい剤約0.9グラムが発見され、覚せい剤取締法違反(所持)の疑いで現行犯逮捕。家宅捜索で覚せい剤、コカイン、大麻などが押収され、同5月に東京地裁での公判で懲役2年、執行猶予4年の有罪判決を受けた。

その後、内縁の妻で、名古屋を中心に活動をしているタレントの矢野きよ実のもとで生活。矢野は昨年9月に女性誌のインタビューで中村の様子を「今は“主夫”してます」「私と息子とうちの母との4人家族で暮らしています」「少なくとも2年間は表立って音楽活動をすることはありません」などと明かしている。

JAYWALKは1980年に“J-WALK”として結成。1991年に発売したシングル「何も言えなくて…夏」が180万枚の大ヒットを記録し、NHKの紅白歌合戦にも出場した。メンバーは中村のほか、知久光康、杉田裕、中内助六、田切純一、浅川昌輝の6人で、逮捕直前の昨年2月24日には30周年イヤー第1弾シングルとして「空と雲のように」を発売、同5月には全国23公演の30周年記念ツアーを予定していたが、中止となっている。

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