「爆笑レッドカーペット」(フジテレビ系)などで活躍した“滑舌の悪い”お笑いコンビのハムが、2月28日をもって解散したことがわかった。
ハムの諸見里大介は、3月1日に公式ブログでエントリー「ご報告」を更新。「急ではありますが、僕たち『ハム』は昨日の2月28日をもって解散する事になりました」と解散を報告し、「今まで応援して頂いたファンの方々、お仕事でご一緒したTV局の方々、スタッフの方々 ご指導頂いた先輩、慕って付いてきてくれた後輩、その他周りで僕たちを支えてくれた方々、本当にありがとうございました」と感謝の言葉をつづっている。
今後については「2人とも芸人を続けていくつもり」とのこと。「『ハム』として活動していた経験を活かして新しい人生頑張って行きます!」と新たな決意をにじませている。
また、相方の川見直通も1日に公式ブログを更新。エントリー「ご報告・ハム解散」では「突然のご報告となり、申し訳ございません」とお詫びをした上で、「僕にとっても解散は晴天の霹靂で、まだ茫然としており、受け止められておりません。ショックで、一か月で5kg痩せたくらいです」と、衝撃を受けていることを明かしている。
解散の話が出たのは昨年11月末で、「僕にとってこの『ハム』の解散は、厄年のせいにするくらいスーパーナチュラルな出来事であり(唐突、予想外という意味で)、スーパー理不尽な理由だったので、スーパー納得できませんでした」「ほんとーーに、すごい後悔が残っています。悔しいです」「『ハム』としてやり残したことが多すぎます。もう『ハム』として舞台やTVに出れないんだ、と考えるたびに頭がおかしくなるのです」とつづるなど、相方の諸見里に比べると“解散”の受け止め方はかなり対照的だ。
ちなみに、諸見里は「2人とも芸人を続けていくつもり」としているが、川見は「僕の今後の進路ですが、まだ何も決まっておりません」「目の前には、今まさに『どうすんの、俺?』とライフカードのCMのように4枚のカードが出されている状況です」「今が人生の正念場です!」と、実際は今後の活動の見通しが立たず、悩んでいる状態のようだ。
ハムはよしもとクリエイティブ・エージェンシー所属のお笑いコンビ。“滑舌の悪い”諸見里の話を誤って聞き取る川見に、諸見里が「チョイチョイチョイ!」とツッコミを入れるという芸風で、お笑い番組などで活躍。2月17日に放送された「アメトーーク!」(テレビ朝日系)にはロッチのコカドやロンブーの田村亮などと共に、“滑舌の悪い芸人”として諸見里が出演していた。