2画面タッチのAndroidスマートフォン、京セラが米国市場向けに発表。

2011/02/08 14:00 Written by Narinari.com編集部

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京セラコミュニケーションズとスプリントは2月7日(日本時間8日)、2画面タッチスクリーンを搭載したAndroidスマートフォン「Kyocera Echo(キョウセラ エコー)」を発表した。米国市場での販売は今春から。

「Kyocera Echo」は特許出願中の「ピボットヒンジ」という技術により、3.5インチWVGAタッチスクリーンを2枚繋いだスマートフォン。2枚のディスプレイを別々に使うことも、組み合わせて4.7インチ(対角サイズ)の大画面ディスプレイとして使うことも可能だ。端末を“開いた”状態の見た目はニンテンドーDSのようなイメージが近い。

この端末は2枚のディスプレイを使って、7種類のメインアプリ(テキストメッセージ、Eメール、インターネット閲覧、電話帳など)の中の2つの機能を同時に操作できるのが大きな特長。例えば1枚のディスプレイでメールを作成しながらもう1枚でウェブサイトを閲覧したり、Facebookをチェックしながら写真ギャラリーを見たり――といった使い方もできる。

また、利用する1つのアプリに対して、もう一方のディスプレイをサポート的に使うことも。具体的にはメール作成時に、もう一方のディスプレイを大きなキーボードとして活用したり、YouTube動画を見ながらもう1枚で次に見たい動画を選んだり、ギャラリーの写真を見ながらサムネイル(画像の一覧)を表示させたりといったことも可能だ。

スプリントのダン・ヘッセCEOは「現代の多忙な生活の中で、我々は同時に少なくとも2 つのアクションを行うことが求められますKyocera Echoは、2つの画面を使って異なる操作を実行することができる一方で、タブレット端末のようなより大きな画面での使い方も可能です。しかし、閉じた状態ではポケットサイズになるという初めての端末です」と、この端末に自信を示している。

スペックは通信方式がCDMA2000(auと同じ)、1GHzのスナップドラゴンプロセッサー(QSD 8650)、500万画素カメラ、1GBの内蔵メモリ、microSDカードスロット、Bluetooth 2.1+EDR、IEEE802.11 b/g対応の無線LANなど。Android OSのバージョンは2.2となっている。

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