日本代表のDF長友佑都選手、イタリアの強豪インテルに電撃移籍決定。

2011/02/01 07:30 Written by Narinari.com編集部

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アジア杯決勝戦の豪州戦でFW李忠成選手に正確なクロスを供給し、決勝点をおぜん立てするなど、大会を通じて活躍した日本代表DFの長友佑都選手(チェゼーナ)。その長友選手が欧州の冬の移籍市場が閉まる1月31日、イタリアの強豪クラブであるインテル・ミラノにレンタル移籍することが決定した。インテルとチェゼーナが公式サイトで発表している。

インテルはイタリア・ミラノを本拠地とするクラブ。1908年に創設され、これまで国内リーグ優勝18回、コッパ・イタリア優勝6回、FIFAクラブワールドカップ優勝1回、UEFAチャンピオンズリーグ優勝3回(UEFAチャンピオンズカップ時代含む)、UEFAカップ優勝3回という輝かしい歴史を誇る強豪クラブのひとつだ。

長友選手は先日、FC東京からのレンタル先であるチェゼーナへの完全移籍が報じられたばかり。今回の移籍はインテルがチェゼーナ側にDFダビデ・サントン選手をレンタルする代わりに長友選手がインテルにレンタル移籍するかたちになる。インテルとチェゼーナはともに両選手がそれぞれの新天地で活躍できることを願うコメントを発表した。

長友選手はこれまで同じイタリアの強豪クラブであるACミランやユベントス、スペインのバルセロナ、イングランドのアーセナルなど、数々の欧州名門クラブが関心を示し、その去就が注目されていた選手のひとり。自身もアジア杯後に「世界一のサイドバックになるためには、あまり時間もない」とビッグクラブへの移籍願望を口にしていたため、今回のレンタル移籍は本人にとって挑戦しがいのある決断となったに違いない。

なお、インテル・ミラノの現監督はかつてJリーグの鹿島アントラーズでもプレイした経験を持つ元ブラジル代表のレオナルド氏。日本や日本人選手への理解も深い同氏のもとで長友選手が大きな成長を見せてくれることを期待するばかりだ。

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