“みーまー”の略称で愛され、シリーズ累計130万部を突破したライトノベルの映画化「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」が1月22日に公開され、これを記念して東京・新宿の角川シネマ新宿で初日舞台挨拶が行われた。

同作の主演は現在放送中の連続ドラマ「美咲ナンバーワン!!」（日本テレビ系）への出演のほか、自身初の写真集の発売や、雑誌やCMでも活躍中の大政絢。ファッション誌「Seventeen」の専属を経て「non・no」でもモデルとして活動している大政には女子中高生のファンが多いため、受験シーズン真っ只中のいま、舞台挨拶では全国の受験生に向けてオリジナルのげんかつぎや必勝法を伝授するなど、エールも送られた。

御園マユ役の大政は「私のブログにも受験生の方から『試験に受かったら見に行きます』というコメントをたくさんいただいています。全員に受かってほしいのですが、私自身は緊張したりしないために、普段どおりに生活します。あとは辛いガムを食べたり、歯磨きをしてスッキリさせます」と“必勝法”を披露。

また、みーくん役で共演した染谷将太は「緊張しないように深く考えないようにします。あと良く寝ることは大切」、上社奈月役の田畑智子は「あまりお腹をいっぱいにしないようにします。甘いものを食べたり糖分を取って頭をスッキリさせたりも」、そのほか瀬田なつき監督などもそれぞれのコツを伝授し、会場を盛り上げた。

なお、舞台挨拶ではソウル国際女性映画祭や台北ゴールデンホース・ファンタスティック映画祭、台北映画祭、NYニューディレクター ニューフィルムなど各国の映画祭からオファーを受けていることも発表。これには大政絢も「海外映画祭からオファーが来ているのは今朝知りました。びっくりしましたが、とても嬉しいです！」と大いに喜んでいるようだ。

「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」は、誘拐監禁事件の被害者同士である幼なじみのみーくんとまーちゃんが、不穏な連続殺人事件が起きている街で10年ぶりに再会。ある日、まーちゃんを主治医の精神科医に連れて行ったみーくんのところに事件を捜査する刑事が接触、事件の容疑者と疑われ……というストーリー。出演は大政、染谷、田畑のほか三浦誠己、山田キヌヲ、鈴木卓爾、鈴木京香ら、主題歌は柴咲コウの「サヨナラブ」が起用されている。