ヴィジュアル系バンドのヴィドールが、5月7日に行われる新木場STUDIO COASTでのワンマンライブ「VIDOLL THE LAST LIVE“解体”」をもって解散することを発表した。　　　

1月18日の夜、ニコニコ生放送に登場したジュイは「今まで応援してくれたみんな、本当にありがとう」と、これまでヴィドールを応援してきたファンに対して感謝の気持ちを述べ、解散について報告。それと同時に、ジュイはソロ活動に入ることも発表した。

生放送での解散発表を終え、ジュイは19日に公式ブログを更新。「今回の『解体』について、受け止めてくれた人も納得いかない人もいるよね。でもね、オレにはもう前しか向けない。時に素敵な言葉で説き伏せる事も必要なのかもしれないけど、オレはミュージシャンだし、やっぱりこうして文章を打つよりも、時に苦しくて、時に最高にハッピーにしてくれる音楽で、必ずこれからもみんなに伝えるから」と、今後へ新たな決意をにじませている。　　

また、公式サイトには1月19日付けで「ヴィドール解散のお知らせ」を公開。「いつもヴィドールを応援して頂き、本当にありがとうございます。この度、ヴィドールは今年5月のライブをもちまして解散する事となりました。突然の報告、そして、活動再開の場がこのような形になってしまい本当にごめんなさい。ラストライブは全力でヴィドール・ワールドを出しきります。今まで応援して頂いたファンの皆様、関係者の皆様、本当にありがとうございました」とのことだ。

ヴィドールはジュイ、シュン、ギル、ラメ、テロの5人組バンド。結成は2002年で、2009年のメジャーデビュー以降、ヴィジュアル系バンドのファンの間では高い人気を誇っている。しかし、ジュイが喉の治療に専念するため、昨年9月のライブ「Vidoll Reset」を最後に活動休止していた。

なお、ヴィドールは、これまでの活動の軌跡を詰め込んだベストアルバム「BEST」を1月19日に発売している。