カナダの川の水が不気味な蛍光色に、見慣れぬ光景に目撃者は「ショック」。
2011/01/13 12:29 Written by Narinari.com編集部
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昨年末、カナダのある川の水面が突然蛍光色に変化し、その光景を目撃した人々に衝撃を与えるという一件が起きた。
英紙サンによると、この一件が起きたのは昨年12月29日のこと。カナダ西部ブリティッシュ州を流れるゴールドストリーム川で午後3時頃、友人らと共にハイキングを楽しんでいた男性は、川の水が明るい緑の蛍光色へと変化しているのに気が付いた。その様子は彼の友人が持参していたビデオカメラで撮影され、動画は「Goldstream's Green River」(//www.youtube.com/watch?v=aO_-gwiteFE)のタイトルでYouTubeへ投稿されている。
動画を見ると、川の水は対岸まですべて緑の蛍光色に覆われているばかりか、撮影ポイントから見える川上から川下まで、すべてが不自然な蛍光色に。男性によると、水の変化は「約3時間にわたり、400メートルの範囲」で見られたという。
また、5歳の息子と一緒にこの場所を訪れていた女性は「ショックを受けた」(カナダ紙トロント・サンより)と語り、見慣れぬ光景に怖れを抱いそう。さらに地元に住む男性も「放射能によるものかと思った」(英紙デイリー・メールより)と、やはり恐怖を感じたようだ。ちなみにトロント・サン紙では、この変化は「1時間ほど続いた後、薄まった」と伝えている。
ブリティッシュコロンビア州では同じ日、現場近くのラングフォードという街にある噴水の水も、緑色に変わるという情報が寄せられたため、州環境局は2か所の水質調査を実施。その結果、噴水で採取した水から「フルオレセイン」という物質が発見された。この物質は「水やアルコールに溶ける合成有機化合物」(カナダ紙バンクーバー・サンより)で、主に化学研究で用いられる蛍光色素の一種。日本では入浴剤などにも使用されている物質だ。毒性はなく、幸い環境への影響もないと見られている。
州環境局は川、噴水ともに何者かが意図的に「フルオレセイン」を投入したいたずらが原因と断定。直接的な被害が確認されていないとはいえ、人によってはアレルギー反応を引き起こす場合もあるそうで、今回の一件は環境への「破壊行為」(トロント・サン紙より)と非難している。
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Jokers in neon green river prank
(サン)※英語
B.C. river turns neon green, likely a prank
(トロント・サン)※英語
Green Goldstream water not toxic, study confirms
(バンクーバー・サン)※英語
Radioactive disaster or a hoax? The day the Goldstream River turned bright GREEN
(デイリー・メール)※英語
Goldstream's Green River
(YouTube)
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