番組スタートから22年目、「噂の!東京マガジン」が放送1,000回へ。

2011/01/12 04:22 Written by ナリナリ編集部

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1989年10月9日にスタートして以来、TBSの日曜の看板番組として放送されてきた「噂の!東京マガジン」(13時〜13時54分)が、1月16日に通算1,000回の節目を迎える。記念回となる同日の放送では、2000〜2010年の「やって!TRY」の傑作選などを特集する予定だ。  

メイン司会を森本毅郎が務める同番組は、事件や事故、揉めごとなどを当事者の悩み・怒りに焦点を当てて問題の推移を掘り起こす「噂の現場」と、料理などの“家庭の知恵”が伝承されているかを問う「平成の常識やって!TRY」を二本柱にした情報番組。過去のアシスタントには黒谷友香や吉瀬美智子などが名を連ね、2007年からは元フジテレビアナウンサーの小島奈津子が務めている(6代目)。

担当プロデューサーの須賀和晴氏は、長い番組の歴史を振り返り、「古い言い方ですが、『噂の!東京マガジン』はゲリラ戦法でやってきました。メジャーな番組では取り上げない、ほんの些細な出来事、市井に起きる喜怒哀楽に目を向けてきました」とコメント。また、「それを庶民感情で切り取り、第三者の冷静さではなく野次馬根性で探ってやろう。生々しい姿を見て歩き、現場の生々しい声を聞いて回る。すると、そこには決して他人事ではない普遍性がありました」と、独自取材へのこだわりを語っている。

そして、同番組の取材姿勢の特徴を「どんな深刻な問題もどこかに笑いで救いをつくる。どんなに過酷な状況でもスタッフは笑って突き進む」と説明。今後については「1,000回は通過点です。これからも皆様の厳しい視線を浴びながら、今までと変わらない姿勢を貫くのが、私たちの仕事だと信じています」とのことだ。

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