お年玉の支出平均は22,040円、昨冬との比較では4分の1が「増える」。

2010/12/31 13:44 Written by Narinari.com編集部

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大人になれば、兄弟や周囲の友人らにも子どもが生まれ、次第に増えていくお年玉の出費。いつしかもらう側からあげる側に回ったとき、しみじみと「自分も大人になったなぁ」と思う人も多いかもしれない。そんなお年玉について、住信SBIネット銀行は調査を実施した。

この調査は全国の20〜60代の男女5,158人を対象に行われたもの。まず、お年玉をあげる予定についてたずねたところ、予定がある人は69.5%、ない人は30.5%となった。あげないと答えた30.5%(1,537人)の“あげない理由”としては、「あげる対象がいないから」(71.5%)がトップ。これに「あげる対象はいるが、会う機会がないから」(21.8%)、「収入(ボーナスなどを含め)が減ったから」(4.5%)、「その他」(2.2%)と続いている。

次に、あげると回答した3,585人を対象に質問。あげる人数は「2人」(26.6%)が最も多く、以下、「3人」(19.9%)、「4人」(11.9%)、「5人」(11.8%)、「6人」(5.7%)の順に。全体の平均は「3.53人」だった。

では、金額についてはどのように考えているのだろうか。お年玉をあげる対象(学校種別)と一人あたりにあげる金額の平均額を比較したところ、学校種別が上位になるにつれ、約2,000〜3,000円増加していくこと分かった。また、あげる側の年代別比較を見ると、年代があがるにつれて金額は増加し、60代はほかの年代よりも一人あたりにあげる金額が最も多い結果となっている。

具体的な金額(お年玉の総額)では、「10,001〜20,000円」(24.9%)がトップ。これに「5,001〜10,000円」(19.1%)、「20,001〜30,000円」(16.8%)、「〜5,000円」(16.4%)、「30,001〜50,000円」(14.1%)が続き、全体の平均は「22,040円」となっている。

ちなみに、今冬あげるお年玉の総額を昨冬と比較してもらったところ、「変わらない」(65.2%)が最も多いものの、4分の1は「増える」(26.8%)と回答。その理由としては、「あげる人の年齢が上昇した」(62.7%)、「あげる人数が増えた」(31.9%)と、自然要因が多くを占めている。

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