最後のDream初期メンバーが卒業、2000年から紆余曲折を経て10年間活動。

2010/11/30 03:09 Written by Narinari.com編集部

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1999年にエイベックス主催オーディションのグランプリに輝いた3人でグループを結成し、2000年にシングル「Movin'on」でデビューを飾ったDream(当時はdream)。以降、メンバーの卒業や追加、所属事務所の移籍、インディーズでの活動といった紆余曲折を経ながらも、現在は6人組のグループとして活動中だ。そんなDream結成時のオリジナルメンバーで、リーダーを務めるKana(橘佳奈)が同グループからの卒業を発表した。  

公式サイトに掲載された「Dreamに関する重要なお知らせ」によると、Kanaは12月4日から行われるDreamライブツアーをもって卒業し、「新たな夢に向かって活動していく」ことになったそう。この件について、公式サイトにはKanaからのメッセージも添えられている。

メッセージの中でKanaは「約10年、Dreamとして活動してきました」「今のメンバーと出会い、活動していく中で、一時は解散の危機もありました。それでも夢を諦めきれない自分達は6人でストリートライブをしたりして必死に乗り越えようとしました」とこれまでの活動を回顧。そして2008年に、EXILEのHIROが社長を務める所属事務所LDHに出会ったことで、「もう一度夢を叶えるチャンスをいただきました」と感謝している。

Dreamは今年8月にシングル「My Way〜ULala〜」でメジャー再デビューを果たし、11月24日に1stアルバム「Hands Up!」を発売したばかりだが、Kanaはこれを機に「新たな道に向かうことを決意」したという。

その理由をKanaはこう語っている。彼女には「子供の頃から描いていた歌手になるという夢を叶えても、そこがゴールではなく、本当になりたい自分になるにはまだまだ勉強していかなければいけない」「この先も、ずっと歌い続けていきたい」との思いがあり、そのためには「今のDreamのKanaとしてではなく、Kana自身がもっと成長していかなければいけないと考え、 自分の未来と真剣に向き合い、Dreamから離れ一人の歌手として歌を伝えるという道に挑戦したい」と考えるようになったそうだ。

もちろん、卒業はメンバーと話し合い、理解をしてもらった上での結論。そのため「今までもこれからもお互いの夢を応援しあえる仲間というのは変わりません」とのことだ。

なお、オリジナルメンバーの松室麻衣は2002年に卒業し、2009年に結婚、現在は音楽活動を続けている。また、同じくオリジナルメンバーの長谷部優は2008年に卒業。現在は映画やドラマ、舞台など、女優として活躍中だ。

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