マンガ「特攻の拓」スピンオフで復活へ、作者の所十三がブログで明かす。

2010/11/27 04:38 Written by Narinari.com編集部

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1991〜1997年に「週刊少年マガジン」(講談社)で連載され、単行本は27巻まで刊行された人気ヤンキーマンガ「疾風伝説 特攻の拓」(原作:佐木飛朗斗/作画:所十三)。そんな同作がスピンオフ作品で“復活”を遂げ、来年春から連載を開始することが明らかになった。作画の所十三が公式ブログで報告している。

11月26日に更新されたエントリー「次回作は恐竜じゃなくて龍… 」では、背中に“龍神”の二文字と龍を背負った次回作の扉絵の一部分を公開し、「30代半ばから上くらいのお父さん世代の中には、この絵だけでピンと来る方もいらっしゃるんじゃないでしょうか」とヒントを提示。そして「過去のヒット作『特攻の拓』のスピンオフ作品ですね」と、その答えを明かしている。

原作者の佐木飛朗斗とは「一時期、かなりギクシャクした関係でしたからね(笑)」という過去があるため、「またこの作品に携わることになろうとは…我ながらビックリ!?です」とストレートに胸の内を告白。今回のスピンオフ作品の話は「佐木さんが『所十三を21世紀にもう一度輝かせるために』…と、この『やりにくい漫画家』に声をかけてくれた」そうで、2人の間にはもうわだかまりはないようだ。

現在はすでに1話目の原稿を出版社に納めている段階で、この日は2話目のネームの打ち合わせだったそう。掲載誌については明かしていないが、「出版元を講談社か秋田書店に…という条件で御請けしました」としている。連載開始はまだ先だが、どのようなスピンオフとなるのか、連載が始まるまでの数か月は「特攻の拓」ファンの期待が高まることになりそうだ。

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