寒さが厳しさを増していくこれからの季節、国内の旅行先として人気のスポットと言えば、何と言っても温泉だろう。そこで「旅行のクチコミサイトフォートラベル」を運営するフォートラベルは、「今年の冬に一緒に温泉に行きたい同行者は？」と題したアンケート調査を実施した。

この調査は11月2日〜8日に、同サイトの利用者631人を対象に行われたもの。この冬一緒に温泉に行きたい同行者の選択肢として「夫婦・カップル」「家族」「同性の友だち」「グループ」のほか、女性に関しては「母・娘」の選択肢を設置した。

まず、一緒に温泉に行きたい同行者についてたずねたところ、男女それぞれ異なる傾向に。男性のトップは「夫婦・カップル」（69.7％）で、以下、「家族」（9.8％）、「グループ」（9.8％）、「同性の友だち」（7.4％）と続き、「夫婦・カップル」以外の回答はすべて10％未満となった。男性は世代を問わず「夫婦・カップル」が圧倒的に多いようだ。

一方女性は「夫婦・カップル」（51.4％）が男性と同様にトップだったものの、「同性の友だち」（21.7％）、「母・娘」（15.2％）も人気。年代別で見ると、20代女性は「同性の友だち」（37.3％）を選択する人が最も多く、「夫婦・カップル」（32.8％）は2位だった。また、50代以上の女性については、ほかの世代と比較して「母・娘」（22.2％）も目立つ結果となっている。

この結果を受け、フォートラベルは「男性は妻や恋人と温泉に出かけたいという人が多いものの、女性については仲の良い同性の友だちや、気心知れた母・娘と出掛けることを希望する人も多く、温泉旅行の同行者は男女間で温度差がある」と分析している。

なお、この冬最も行きたい温泉地についてもたずねたところ、上から「草津」「箱根」「湯布院」の順に。中には「チェンマイ近くのパイ温泉」「台湾の温泉」といった海外の温泉地を挙げる人もいた。