メジャー移籍直訴のロッテ西岡剛内野手「子供の頃からの憧れだった」。

2010/11/11 06:22 Written by ナリナリ編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加


11月10日に、球団にポスティングシステムによるメジャー移籍を申し入れたロッテの西岡剛内野手が、今回の挑戦について、公式ブログで熱い想いを告白している。

10日付けのエントリー「熱い声援ありがとうございました!!」では、冒頭で「今年一年間、本当に熱い声援ありがとうございました!」とファンに感謝。今年は日本シリーズを制して日本一に輝くという、最高の形でシーズンを締めくくったが、「日本一になれた事はファンのみなさん含め 応援してくださった方に感謝してます!」と、応援あってこその日本一だったと謝意を述べている。

今回、ポスティングによるメジャー移籍を希望したことについては、「メジャーへの夢は野球を始めたときから芽生えてました!!」と野球少年の頃からの夢だったと説明。ただ、自身の中では「とにかくもう一度ロッテで日本一という目標を達成してからだという強い思いがありました。その目標を達成してから、自分の夢を叶えようと思っていました!」と決めてきたそうで、今年はまさにそのタイミングが到来したというわけだ。

ただ、メジャーへの憧れが強い一方で、「僕は千葉ロッテの応援みて千葉ロッテが好きになりましたし、すごくこのチームを愛しています」と“ロッテ愛”を強調。それでもなおメジャーを目指すのは「本当に個人的な夢」「子供の頃からの憧れだったんです!!夢だったんです!!」と強い想いを吐露している。

そして、エントリーはこう締めくくられている。「僕自身、日本人の内野手が成功しないと言われるなか また日本人じゃ無理かもな! また西岡剛じゃ無理かもな! 自分の力も知ったうえで、挑戦してその印象を変えたいのです!!」。

西岡選手は1984年生まれの26歳。2002年のドラフト1位でロッテに入団後、2005年から俊足巧打の内野手として1軍のレギュラーに定着し、この年の盗塁王(41盗塁)、ベストナイン、ゴールデングラブ賞を獲得した。以降、ロッテの主力選手として活躍を続け、2006年のWBC、2008年の北京五輪にも日本代表として出場。これまでの通算成績は打率.293、55本塁打、300打点、174盗塁。今季は打率.346、11本塁打、59打点、22盗塁で、首位打者と最多安打(206安打)のタイトルを獲得している。妻は人気ファッションモデルの徳澤直子で、今年7月に結婚した。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.