同じドレス巡り新旧恋人が大喧嘩、“交際相手のプレゼント”で揉め事に。

2010/10/31 16:53 Written by Narinari.com編集部

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以前交際していたボーイフレンドからプレゼントされたドレス。別れた後に返却したけれど、それをある晩、ほかの女性が着ているのを目撃してしまった――。

確かに面白くないシチュエーションです。

ニュージーランドの首都ウェリントンにあるバーで2人の若い女性が喧嘩になり、1人が手に持っていたグラスをもう1人の顔面に叩き付け、ケガを負わせるという事件がありました。その理由が冒頭のドレスを巡る揉め事だったのです。

同国ニュースサイトstuff.co.nzによると、話は昨年までさかのぼります。昨年11月28日、22歳のビクトリア・クラファムさんは、恋人のマシュー・ヴィバートさんとその母親からプレゼントされたシルバーのドレスを着てバーに出かけました。しかし、ビクトリアさんはそのとき、まさかそのドレスが以前ほかの女性が所有していたもので、その当の女性が同じ場に居合わせていたとは知る由もありませんでした。

元所有者の20歳のブリジット・マスターズ容疑者は、実はマシューさんの元ガールフレンド。彼はブリジットさんと別れたあと返却されたドレスを、今度は何事もなかったかのようにビクトリアさんにプレゼントしました。どちらの女性にとっても、マシューさんの行為が面白いはずがありません。しかし、本来怒るべき相手はマシューさんでありながら、嫉妬心にかられた女性はお互いを憎むことになりました。

互いに顔は知っている間柄だったという2人の女性、たまたま同じバーのトイレで鉢合わせると、まずマスターズ容疑者が、ドレスはもともとは自分が贈られたものだと主張。すると今度はビクトリアさんが、自分のほうがこのドレスに似合っている反論。すぐにいがみ合いとなり、手に持っていた飲み物を相手にぶちまける行為に及びました。

最後はマスターズ容疑者がビクトリアさんの額にグラスを叩き付け、ビクトリアさんは割れたガラスの破片で顔面と胸部を負傷。胸部のケガにいたっては傷口が深く、縫合が必要なほどだったとのことで、マスターズ容疑者は傷害の罪で起訴となり、このたびその裁判が開かれました。

法廷でマスターズ容疑者は「ビクトリアさんが殴りかかって来たのでとっさに正当防衛のつもりだった」と主張しているそうです。

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