須藤元気の音楽PVに海外注目、パフォーマンス集団「WORLD ORDER」人気に。

2010/09/29 18:50 Written by Narinari.com編集部

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格闘家時代、派手な入場パフォーマンスとトリッキーなファイトスタイルで、観客を大いに魅了した須藤元気。引退後はタレントや作家、母校の拓殖大学レスリング部監督など幅広い分野で活動し、それぞれで見事な活躍ぶりを見せている。その活動の1つに、WORLD ORDERなるパフォーマンスグループを率いているのはご存知だろうか。曲作りにも彼自身が関わり、現役時代からさらにパワーアップしている、変幻自在なダンスを披露したPVも続々と公開しているのだが、これが海外から高い関心を呼んでいるようだ。

WORLD ORDERは、須藤元気とほか6人のダンサーからなるパフォーマンスグループ。スーツを着こんだ彼らが見せる動きは、ロボットダンスのような機械的な動きを中心に、時に7人が華麗なコンビネーションを繰り出し、PVから醸し出される雰囲気はまさに須藤ワールドといった感じだ。その昔、総合格闘技での入場シーンで見せたようなダンスが「動」とすれば、現在見せる動きは「静」。ただ、ファイトスタイル同様にトリッキーな動きで、見る人を驚かせるといった点では相変わらず彼らしくもあり、より洗練されたイメージも受ける。

この活動は昨年から始まり、YouTubeで楽曲PVを公開しているほか、iTunesでも楽曲が配信されており、今年7月7日には6曲入りアルバム「WORLD ORDER」を発売。オリジナル曲に関しては作詞はすべて彼が手がけているほか、曲作りにもほとんど関わっており、音楽のみならず振付まで担当しているというから、この活動への意気込みは半端ではない。

アルバムには1曲だけほかのアーティストのカヴァーが入っており、それがTRFの「BOY MEETS GIRL」だ。こちらはWORLD ORDER公式サイトでもPVが公開されており、スーツを活かした状況設定から、いろいろと見せるパフォーマンスがまた面白い。

今年8月には、すでに昨年12月に1度PVを公開している曲「WORLD ORDER」(※グループと同名曲)の新たなPVをニューヨークの街中で撮影。その作品は9月24日からYouTubeでの公開がスタートしたばかりだ。それに合わせてニューヨークの紀伊国屋書店でトークイベントを開いたり、8月に続いて10月にも米国のダンサーが集まるダンスイベントに参加したりと、積極的に米国内でのプロモーションを展開している。

すると、そうした活動が功を奏してか、WORLD ORDERのPVに海外からの注目が高まっているようだ。一例を挙げると、9月22日に米誌ニューヨーク・マガジンのブログメディアでアルバム収録曲「MIND SHIFT」のPVが紹介され、それがジワジワと海外のソーシャルニュースサイトでも話題を呼んでいる。また、各PVのYouTubeのコメント欄も英語のコメントがズラリと並び、日本語よりも英語のほうが圧倒的に多い状況だ。

格闘家時代に続いて、今度はアーティストとして世界に羽ばたき始めた須藤元気。まだPVを見たことがない人は、軽やかな曲ながら圧倒的に迫ってくる須藤ワールドを一度体感してみてはいかがだろうか。

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