声優の平野綾の写真集に使われた写真をよく見てみると、水着の着方が間違っていた――という、2008年9月頃にネットを騒がせた通称“AYA STYLE”事件。何重ものチェックをかいくぐったはずの商業ベースのグラビア写真で起きたこの珍事は「水着の新しい着方」と皮肉られる結果となったが、最近は平野綾もテレビ番組で明るく言及するなど、時間が経過したことで本人にとってもネタとして昇華できているようだ。そんな“AYA STYLE”事件が再び起きそうだったことを、平野綾が公式ブログで明かしている。

9月26日に更新されたエントリー「完成しました！」では、新しい写真集「Aya FILE.2」の完成をファンに報告。「まだこの世に三冊しかない」という、できたてホヤホヤの「Aya FILE.2」を見せてもらったそうで、同時に「Aya FILE.1の時にAYA STYLE事件が起こったんだよなぁ……」と騒動を回顧している。

今回の写真集でも水着写真があり、撮影時に「水着着てた時、ぼーっとしてたらまた逆さまに着てました」と、“AYA STYLE”状態だったことがあったという。そのため、「良かったょ気付いて。また事件になるとこだったょ」と、公に出る前に今回は“AYA STYLE”を回避できたことにホッと胸をなで下ろしているようだ。

2008年9月頃に発覚した“AYA STYLE”事件は、2ちゃんねるやニコニコ動画を中心に「水着の着方がおかしい」と激しい突っ込みを受けた事件。ネットでは大きな騒動となったが、同年12月に文化放送のラジオ番組「アニメロミックス」で平野綾本人の口から、撮影現場では「誰も気づかなかったんです、本当に」「スタイリストさんに『こうです』って渡されたまんま着けたんで、こうだと思っちゃったんですよ。そう、だから、みんなも多分『えっ？』って感じだったんだけど、でもこうだって言うし、『そうなのかな？』つってそのまんま出てしまった」と真相が語られた。

また、最近は今年8月に放送された「ザ・ベストハウス123」（フジテレビ系）でも言及。「バカにされた話」として「グラビアやったときに水着を逆さまに着るっていう事件を起こしたことがあって、そのまま写真集を出してしまったことがあって……」と“AYA STYLE”事件ついて笑顔で語っていた。