自分の料理の腕前は平均「62点」、主婦たちの料理の実態とホンネは。

2010/09/13 16:06 Written by Narinari.com編集部

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夫や子どものために献立を考え、朝・昼・夕の食事の支度をする主婦は、家族の胃袋や健康を守る“家庭の料理長”。でも、毎日繰り返されていくことだけに、「料理は大変」と悩む主婦の声もしばしば聞かれる。そんな料理について主婦たちはどのように考えているのか、キユーピーは「料理に対する実態調査」を実施した。

この調査は20〜39歳の主婦500人を対象に、インターネットで行われたもの。まず、「あなたは料理が得意ですか?」とたずねたところ、「得意」と答えたのは36%で、「どちらともいえない」が35%、「苦手」が29%となった。実に主婦の3人に1人は「料理は苦手」と考えているようだ。続けて「自分の料理の腕前を100点満点で採点すると?」との質問では、平均「62.2点」とやや辛口の評価となっている。

次に、「料理が上手い人はどんなポイントを抑えている人だと思いますか?」とたずねたところ、トップは「味付け」(88%)に。以下、「献立のバリエーションの豊富さ」(72%)、「見栄え」(69%)と続いている。

一方、自分の料理について、「苦手なポイント」をたずねたところ、「献立のバリエーションの豊富さ」(61%)が最も多く、「味付け」(31%)や「見栄え」(46%)と回答した人も目立った。ちなみに、普段の料理で“味付けが完璧”だと思える確率は平均「65%」で、主婦が自分の料理の味付けに満足できるのは3回に2回程度のようだ。

さらに「『おかずが、あともう一品ほしい』と思うことはありますか?」とたずねたところ、98%が「ある」と回答。そこで限られた時間の中で「あともう一品作りたい!」というときの対策として「冷蔵庫にストックしているもの」をたずねると、上から順に「卵」(62%)、「豆腐」(53%)、「納豆」(38%)、「ウインナー・ソーセージ」(13%)、「もやし」(12%)と続いた。

また、食材以外で、「冷蔵庫にストックしておくと便利」だと思うもについても質問。すると「冷凍食品」(66%)や「素材の缶詰(ツナ缶・カニ缶など)」(62%)、具入り調味料(手作りや市販品のソース・たれ類)」(32%)などの回答が多く挙がった。

毎日のことだけに、家族が喜んで、褒めてくれるのは励みになるところ。そこで「料理について、家族から褒められることはありますか?」との質問では、82%が「ある」と回答した。さらに掘り下げ、これまでに言われて最も「料理に対するやる気が増した言葉」をたずねると、「(夫から)今まで食べた中でナンバーワンに輝きました!」(32歳)、「(夫から)お店で食べるより美味しいし、一生食べられるなんて幸せだ」(28歳)、「(母親から)すごくおいしいからレシピを教えてほしい」(26歳)、「(子どもから)ママ、いつもご飯作ってくれてありがとう」(31歳)などの声が寄せられている。全般的に「味付け」を褒められると喜びが増すようだ。

しかし、その逆、料理の文句を言われたことについては、30%が「ある」と回答。具体的に言われる言葉としては、「味が薄い」(49%)、「苦手な食材が入っている」(41%)、「味付けが悪い」(35%)、「おかずの数が少ない」(26%)と続いている。

そして「これまでに言われて最もショックだった言葉」をたずねると、「(子どもから)給食のほうがおいしい〜」(36歳)、「(夫から)今日の夕飯、これだけ?」(24歳)、「(夫から)メインの料理がないね……」(34歳)、「(子どもから)これは…あまり…おいしくないですね(なぜか敬語で)」(31歳)など、「味付け」に加え、「おかずの品数」や「献立の見栄え」に関する言葉にショックを受ける主婦が多いようだ。

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