世界へ羽ばたくギャルの「ネ申」、J-POP史上最強の“盛り”PVも人気。

2010/09/09 17:35 Written by Narinari.com編集部

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ギャル雑誌で圧倒的な発行部数を誇る「小悪魔ageha」の人気No.1モデルであり、「小悪魔」ファッション、ヘアメイク、ネイルの“ネ申”と呼ばれるカリスマモデルの「さくりな」こと桜井莉菜。そんな彼女がアーティスト「Rina」名義で、9月8日に全世界同時配信デビューを飾った。

今回のデビューは「小悪魔ageha」が桜井莉菜特集を組んだ際に、彼女が口にしたコメントがきっかけ。「子どもの頃から夢は歌手だった。いつからか、恥ずかしくて口にできなくなってた……でも、20年経った今も、同じ気持ち。歌いたい!!」。これがファンや関係者の間で大きな反響を呼び、夢の実現に結びついたという。

デビュー曲となった配信限定シングル「Gray Zone(グレーゾーン)」は、彼女が兼ねてより好きだと公言していたゴシック・ロックの世界観が盛り込まれた壮大なロックバラード。作詞は彼女自身が担当し、曖昧な関係に傷つきながらも離れることができず、葛藤するリアルな女性が描かれているが、これは自身の経験に基づいているそうだ。

「Gray Zone(グレーゾーン)」はレコチョクをはじめとする日本の配信サイトに加え、米国、イタリア、フランス、ドイツなど、世界20か国以上で同時配信されている。また、さらに驚くべきは、彼女が全面プロデュースしたというビデオクリップのヴィジュアルだ。

「J-POP史上最長のヘアスタイルでは?」という「身長をはるかに超えた」ロングヘアと、「J-POP史上最大のネイルでは?」という特大&特製のネイル、「J-POP史上最強に盛れているのでは?」という目元を強調したメイクなど、すべてが規格外。撮影は日本が誇る巨匠・故黒澤明監督が創設した「黒澤フィルムスタジオ」が制作しており、映像のクオリティも高い。デザイン的にもアーティスティックで、レディ・ガガなどの海外アーティストに通じるようなオリジナリティや個性を感じられる作品に仕上がっている。

そんなミュージックビデオは早くも話題を呼んでおり、レコチョクのビデオクリップランキングでは、少女時代、KARA、AKB48ら旬なアーティストたちに続き、デビュータイトルにも関わらず、いきなり5位(9月9日付け)にランクインした。

今、日本の「ビジュアル系」は海外でも非常に注目を集めており、英語で“visual-kei”という言葉があるほど。日本発の「小悪魔」は全世界にどう受け止められるのか。Rinaが世界中で“koakuma”ムーブメントを巻き起こす日も近いかもしれない。


☆Gray Zoneビデオクリップ視聴
Scene A: //www.youtube.com/watch?v=HaaX2uOESw8
Scene B: //www.youtube.com/watch?v=aH-OPtQhzcc
Scene C (サビ): //www.youtube.com/watch?v=phYaCn4xSXM

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