若者を中心に堅実志向が強まり、貯蓄をする人が増えていると言われる昨今。実際のところ、会社に勤めているビジネスパーソンたちは貯蓄に対してどのような意識を持ち、どの程度の貯蓄をしているのかなどを探るべく、転職サービス「DODA（デューダ）は「貯蓄額に関する調査」を実施した。

この調査は関東、関西、東海エリア在住、25〜34歳、正社員・契約社員で就業中の男女5,000人を対象に行われたもの。まず、単刀直入に「現在の貯蓄額」をたずねると、トップは「50万円未満」（20.0％）だった。以下、「100〜200万円」（16.8％）、「200〜300万円」（13.8％）と続いている。

2009年にも行われた同調査との比較では、「50万円未満」の割合は4.5ポイント減少。そして、貯蓄額の増減についてたずねた質問では「増えた」（34.2％）と回答した人が「減った」（25.6％）と回答した人を上回っており、全体としては貯蓄額が増加傾向にあることがわかった。

そこで貯蓄額が「増えた」と回答した人に、その理由についてたずねたところ、最多は「定期預金をした」に。以下、回答数の多い順に「投資をした」「外食をしない」「節約」「特になし」「転職などで収入が増えた」「使わない」「ボーナスを貯金」「贅沢・無駄遣いをしない」「買い物をしない」と続いている。