薄毛認識で「消極的に」3割超、薄毛がもたらすビジネスマンの悩み。

2010/08/23 21:49 Written by Narinari.com編集部

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AGA(男性型脱毛症)対策プロジェクトは、日本臨床毛髪学会理事長などを務める倉田荘太郎医師の監修のもと、「ビジネスシーンにおける薄毛に対する意識調査」を実施した。その結果、ビジネスシーンにおいて、薄毛ゆえに周囲の目線を気にしてコミュニケーションの減少を招いたり、薄毛のため何かにチャレンジする前向きな気持ちが少なくなるといった“行動の消極化”が浮き彫りとなっている。

この調査は全国の20代〜40代の社会人男性1,200人(薄毛を意識している人600名、薄毛を認識していない人600名)を対象に行われたもの。結果によると、薄毛を認識している人の31.8%が、薄毛を認識したことで「行動が消極的になった」と回答し、現在まだ薄毛を認識していない人の32.5%も、自身が将来薄毛になったら「行動が消極的になる」と回答した。

さらに、薄毛によって行動が消極的になった(なる)と回答した人のうち、上位に挙がったのは「コミュニケーションが減った(苦手になった)」(63.2%)がトップ。以下、「会社に行くことを苦痛に思うことが多くなった」(28.0%)、「業務に対してチャレンジする気持ちが少なくなった」(24.6%)と続いた。自由回答の中には「女子社員と距離を置くようになった」「外出時に帽子をかぶるようになった」「人と会うことが臆病になった」という回答も上がっている。

そして薄毛を認識している人の半数以上の55.3%が、ビジネスシーンにおいて「周囲の目を気にしながら」仕事をしていると回答。その内訳は、「自分の頭部を見られている気がする」(32.1%)、「ネガティブなイメージを持たれている気がする」(20.8%)、「陰口(悪口)を言われている気がする」(15.3%)となっている。

逆に自分ではなく、相手の薄毛についてはどのような意識でいる人が多いのだろうか。調査では全体の52.8%が「相手が薄毛であることに気を遣っている」と答え、その内訳は「頭(髪)に関する話題を出さないようにしている」(34.7%)、「できるだけ頭部を見ないようにしている」(31.3%)と続いた。

なお、この調査では「ビジネスマンとして理想のヘアスタイルをしている有名人」についても聞いている。その結果、上から順に「佐藤浩市」「木村拓哉」「唐沢寿明」「福山雅治」「織田裕二」の順となった。

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