中高生がなりたい職業調査、高校生は進路具体化につれ夢から現実志向に。

2010/08/19 20:27 Written by Narinari.com編集部

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「将来どんな仕事がしたいか」は、まだ社会に出ていない子どもや学生に聞く定番の質問。大きな夢を抱くのも良し、堅実な目標を掲げるのも良し、いずれにしても“将来の自分像”を思い描くのは大切なことだが、モバイルリサーチを行うモッピーラボは、中学生と高校生を対象に「ライフスタイルに関する調査」を実施し、「なりたい職業」などについての回答をまとめた。

この調査は全国の13歳から18歳の男女を対象に、6,397サンプルを集めたもの。まず、進学意向のある高校生に対し「高校卒業後に興味のある専攻分野」についてたずねたところ、男性トップは「工学・建築」(24.1%)で、これに「経済・経営・商」(19.3%)が続いた。一方の女性は「美術・デザイン・音楽」(23.6%)がトップ。これに「人間・心理・哲学・宗教」(20.9%)が続いている。

次に「将来なりたい職業」についてたずねたところ、男子中学生では「スポーツ選手」(15.9%)、女子中学生では「芸能関係」(21.3%)が1位に。男子高校生は「公務員」(8.9%)、女子高校生は「美容関係」(10.7%)がそれぞれ1位で、中学生よりも堅実志向がうかがえる。

また、中学生は特定の職業への人気が集中しているが、高校生では人気が分散。イメージや憧れだけでなく、自分自身の得意・不得意などさまざまな要素を考慮した結果となったようだ。

☆「将来なりたい職業」調査結果(モッピーラボ調べ/左から1→3位)
[男子中学生]スポーツ選手(15.9%)/教師(10.9%)/公務員(9.8%)
[女子中学生]芸能関係(21.3%)/美容関係(19.2%)/公務員(4.8%)
[男子高校生]公務員(8.9%)/教師(7.8%)/会社員(6.9%)
[女子高校生]美容関係(10.7%)/芸能関係(9.6%)/教師(5.4%)

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