チーム青森脱退の本橋麻里が新チーム結成を発表、北海道拠点に活動へ。

2010/08/16 18:40 Written by Narinari.com編集部

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カーリングの「チーム青森」で、トリノ五輪、バンクーバー五輪に出場した本橋麻里が、チーム青森からの脱退と新チームの結成を正式に発表した。新チーム名は「ロコ・ソラーレ」で、北海道北見市常呂町を拠点に活動していく。

本橋麻里の公式サイトでは、この発表に合わせて「本橋麻里選手の今後の競技活動について」を更新。「初代チーム青森の先輩方に声をかけて頂いた時から、約5年半という月日をチーム青森で過ごせたこと。青森県の皆様がチームの成長、個人の成長を楽しみにしてくださっていたこと」などに謝意を述べた上で、北海道での新チーム結成を表明した。

そして「新たなメンバーとチームを立ち上げ、チーム青森同様に、地域に支えられ愛されるチームを作り上げようと思います」と抱負をつづり、「チーム青森で学んだこと、経験したことを飛躍の糧にし、これからも邁進して参りたいと思います」と、新たな決意をにじませている。

ロコ・ソラーレは本橋麻里がキャプテンを務め、ほかに馬渕恵(27歳)、吉田夕梨花(17歳)、鈴木夕湖(18歳)、江田茜(21歳)の計5人で構成。いずれも地元出身者で、チーム名も「太陽の常呂っ子」を意味する造語とするなど、地元にこだわったチームとなっている。

なお、本橋麻里の正式な脱退表明を受けて、チーム青森も公式サイトに「今後のチーム青森について」を更新。「チーム青森から本橋選手が抜けたことにより、今後のチーム青森について各方面から様々なご心配やご意見が寄せられております」と明かした上で、「実は、選手4人となったチーム青森は、既に次へ向けて歩み出しております」と、11月のパシフィック選手権に向けて始動していることを報告。

五輪経験者3人がいるとはいえ、各地に有力チームが結成されているため、「チーム青森としては、向こう3年間の世界選手権出場とその結果によって日本のオリンピックポイントを着実に稼ぎ、そして自らがソチオリンピックに出場することを目指しております」としている。

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