2006年のトリノ五輪にも出場したスノーボード選手の今井メロが、公式ブログで6月24日以来となるエントリーを更新。結婚と出産を報告している。

「久しぶりの日記更新で突然なんですが、皆さんに御報告があります」との書き出しで始まる8月15日付けエントリー「最新報告」では、“人生を変える出来事”として「結婚したこと そしてママになった事 子供を出産したこと」という、大きな決断があったことを報告。そして誕生した子どもについては「今は、この上なく我が子が可愛くいとおしい気持ちでいっぱいです」とつづり、エントリーには赤ちゃんの写真を添えている。

なお、一児の母となっても競技活動から引退するわけではなく、今後については「まだ産後間もないので、回復次第また雪上に立つ予定です」とのことだ。

また、同じくスノーボード選手で兄の成田童夢（どうむ）も15日に公式ブログを更新し、「はい、ウチの妹が結婚しつい先日、子供が産まれました。これで晴れておれも『おじさん』の仲間入り…って、嬉しくないわ（笑）」と複雑な心境を覗かせながらも、「身内に新しい家族が出来た事は嬉しいわけでして…」と喜びのコメント。

ただ、妹が先に結婚したことに兄として思うところも多いようで、「おれの婚期はどこへやら…（笑）」「可愛い声優さんとか社長令嬢とか、嫁に来ていただけないものだろうか…？（笑）」「おれにはまだまだやりたいことが沢山あるし、その活動を支えてくれる人でないと困るかも」と、自身の結婚にも想いを馳せている。

今井メロは1987年生まれの22歳。小学校6年生のときに史上最年少でプロスノーボーダーに認定され、“天才少女”と呼ばれた。その後、世界を舞台に活躍を続け、2006年のトリノ五輪には兄・童夢とともに兄妹出場を果たしている（女子ハーフパイプ 予選敗退）。父の成田隆史はスノーボードコーチ、弟の成田緑夢（ぐりむ）はトランポリン選手。