「スカシカシパン求婚」で痛恨、結びつけた紐が外れ海に指輪消える。

2010/08/12 14:21 Written by Narinari.com編集部

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米マサチューセッツ州に住むマット・カウリーさんは先日、恋人のステイシー・スキャンロンさんにプロポーズしましたが、計画ではもう少し上手く行くはずでした。

米放送局WBZTVによると、その朝、マットさんは海岸沿いにある灯台の近くへステイシーさんと散歩に出かけ、サプライズのプロポーズを計画。大きな岩の上を通りかかったときに、彼女が見ていないタイミングを見計らい、婚約指輪を拾ったサンドダラー(ウニの一種で和名は「スカシカシパン」。中川翔子がこよなく愛していることでも知られる)に結びつけたのです。

そして、それを岩の上に置いたマットさんは、さも今気が付いたかのような素振りで、ステイシーさんに「拾ってごらん」と促しました。

ところがステイシーさんが手にしたとき、結びつけていた紐が滑り落ちてしまったのです。  

「カラン、コロンと落ちていく音だけが聞こえました……」

なんと、岩の下に転がって行った指輪はそのまま行方不明に。顔面蒼白になったマットさんから事情を聞いたステイシーさんも、

「プロポーズされた嬉しさと、指輪がなくなった悲しさと、いろいろな感情が一気にやってきてパニックになりました」

と、こちらも顔色が真っ青に。近くを通りかかった人々にも協力を求め、4時間以上にわたって捜索をしたものの、結局見つけることはできなかったそうです。でも、プロポーズの答えを楽しみにしているマットさんの家族が待つ家に戻る際に、指輪がなくとも、ステイシーさんはプロポーズに対して「イエス」と答えました。

ちなみに、失くしてしまった指輪は家族代々受け継がれて来たもの。価値にして100万円ほどするものだったそうで、マットさんの母親は「あれほど、子どもの頃からあの岩には登るなって注意していたのに」と多少ご立腹気味。しかし賢明なお母様、マットさんがステイシーさんにプロポーズをする直前に、この家宝に「万が一のため」きちんと保険をかけていたそうです。

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