雷が走行中のトラックに直撃、動画はホンモノかニセモノかを巡り議論。

2010/07/24 15:41 Written by ナリナリ編集部

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本格的な夏シーズンの到来で、外出時に心配になるのが突然の夕立。ざっと降る雨は気温を下げる効果もあり、過ぎてしまえば気持ちが良いが、何より不安になるのが雷だ。高い建物や木に落ちやすいとも言われるが、どこに落ちるかは雷次第というあたりも、雷が恐れられる理由のひとつだろう。米国では先日、高速道路を走っていたトラックに雷が直撃する様子を捉えた動画が複数の動画サイトで公開され、その真偽をめぐって議論が起きている。

この動画はYouTube(「Lightning Strikes Big Truck」//www.youtube.com/watch?v=P4Ll7nzWM8A)や米動画ニュースサイト「Live Leak」(//www.liveleak.com/view?i=5ee_1279549002)など、複数のサイトに7月19日頃から投稿されているもの。それらの説明によると、時期は不明ながらジョージア州の高速道路を走行していた人が車内から撮影した動画だという。動画はどんよりとした雲が空を覆う中、撮影者の乗る車が軽快に高速道路を疾走しているところから始まる。

雨は降っておらず、まだ昼間なのか、辺りは暗くなりながらも視界は悪くない。3車線の中央を走っている車の両側に他の車の姿はなく、対向車線を流れる車列もはっきり分かるほど道は空いている。立ちこめる雲が不穏な雰囲気を醸しだしながらも、淡々と時間が過ぎて行く映像を眺めていると、突然、動画が終わる間際で対向車線を走るトラックに一筋の太い光が落ちた。

その瞬間、トラックの屋根からは何かが爆発したような火花が散っている様子も見られるが、幸い車体に影響はなかったようで、そのまま走り過ぎて動画は終了。とはいえ、走行している車を狙ったかのように落ちた雷を捉えた映像に、視聴したユーザーは素直に驚く人と“フェイク”を疑う人に意見が割れているようだ。

YouTubeに寄せられたコメントを見ると、「こんな映像が撮れたのはスゴイ」「多くの雷のビデオを見てるけど、これは本物だろう」などと、映像が本物と信じている人がいる一方で、「これは加工したな」「何のためにカメラを回していたんだ?」といった声も多々。音のズレや落雷時の発光に違和感を唱え、理論的に反論する人もいる。

また、「Live Leak」の動画を紹介した米ソーシャルニュースサイト「Digg」では、同様に“フェイク”と指摘する人もいるが、素直に驚いている人も少なくないよう。これまでのところユーザーの意見は真っ二つといった感じだが、果たして自分の目にはどう映るのか、1度ご覧になってみてはいかがだろうか。

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