激しい吐き気を訴え、救急病院に運びこまれた男性。その原因は「猛毒のヘビ」を飲み込んだからだった――。そんな一件をインド地元紙が伝えています。
インド紙タイムズ・オブ・インディアによると、この男性は同国西部グジュラ州に住む35歳のザビール・ラシュッドさん。彼は猛毒のヘビの頭を石で叩いて殺し、生でそのまま飲み込んでしまったため、急激に体調を悪くしたというのです。
当然、診察した医師もこの話を聞いて驚愕。問い詰める医療スタッフに、彼は「友人と『ヘビを丸呑みしたら勝ち』という賭けをしていた」と説明しました。その勇気はスゴイものがありますが、実際にやってみたら直後に気分が悪化。すぐに病院へ行くハメとなりました。
急を要した医師らはすぐさま彼に緊急手術を実施。幸いにもヘビを取り出すことに成功しました。
ちなみに、ザビールさんが今回友人と賭けた金額は100ルピー(約185円)だったそう。そして今回のニュースがメディアを通じて報じられたあと、病院に新聞記者らが取材に訪れるのを恐れてか、ザビールさんはそそくさと退院手続きをとって逃げるように病院を去ったと伝えられています。