元巨人の門倉健投手が韓国球宴ファン投票で2位に、監督推薦に望み託す。

2010/07/12 21:29 Written by Narinari.com編集部

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中日や近鉄、横浜、巨人などでプレーし、現在は韓国プロ野球のSKワイバーンズに所属する門倉健投手が、同プロ野球のオールスターファン投票投手部門で2位に食い込む健闘を見せた。獲得票数は378,870票で、韓国のファンから寄せられた熱い支持に、門倉投手は謝意を述べている。

7月12日に更新された公式ブログのエントリー「オールスターファン投票」によると、ファン投票は「前半は1位を突っ走っていた」ものの、最終的には2位と惜しい結果に。しかし、「こんなに多くの方に投票していただき感動してます」「本当にありがとうございました」と、異国の地でファンの大きな声援を受けていることを心から喜んでいるようだ。

そして、まだオールスターには監督推薦で出場する可能性もあることから、「出場できるように願ってます」と望みを託している。

門倉投手は東北福祉大学から1995年のドラフト2位で中日に入団。1997年、1998年にそれぞれ10勝を挙げるなど先発として活躍後、近鉄を経て横浜に移籍し、2005年に11勝、2006年に10勝を挙げる活躍を見せた。そして2006年オフにFA権を行使して巨人に移籍(人的補償で工藤公康投手が横浜に移籍)。巨人では2007年に1勝を挙げるのみで結果を残せず、2008年オフに自由契約となった。その後、米国へ渡りカブスとマイナー契約を結んだものの、2009年シーズン開幕直前に戦力外となり、韓国のSKワイバーンズに移籍している。

SKワイバーンズでの1年目は、防御率5.00ながら8勝を挙げ契約を更新。2年目の今季は、6月に義理の弟が他界するという辛い出来事があり一時帰国したものの、これまで16試合に登板し、9勝4敗、防御率2.77と安定した成績を残し、首位を快走するSKワイバーンズの原動力となっている。

なお、SKワイバーンズには複数の日本人コーチが所属。阪神や中日で活躍した関川浩一氏や、近鉄で16年にわたって活躍した赤堀元之氏などが指導にあたっている。

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