米国で爆発ヒットの玩具「ズーズーペット」、日本でも着実にユーザー掴む。

2010/07/06 15:11 Written by Narinari.com編集部

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昨年夏に米国で発売され、爆発的なブームを巻き起こした玩具「ズーズーペット(ZhuZhuPets)」。日本ではセガトイズが販売権を獲得し、4月から国内での販売を開始しているが、これまで3か月の累計出荷数が25万個を突破したことが明らかになった。4〜7歳の女児層を中心に、着実にユーザーを掴んできているようだ。 

「ズーズーペット」は米セントルイスに本拠を置くセピア社のハムスターのペット玩具。素早く走りだしたかと思うと突然止まったり、まるで1匹1匹が生きているかのように動いたり、楽しい鳴き声やおしゃべりをしたりと、本物のハムスターと遊んでいる、ときにそれ以上の体験ができるのが売りだ。

そして、基本のハムスターにお部屋と遊びパーツを組み合わせてその中を走らせたり、アクセサリーでお世話をして遊べるのも「ズーズーペット」の特徴。ハムスターはそれぞれ違ったカラーリングと名前があり、コレクションする楽しさやハムスターを乗せて走らせる車やスケートボード、お部屋やすべり台、回し車などのほか、お世話遊びをするアクセサリーも充実している。

米国では1,200万個以上を出荷し、特に昨年のクリスマス商戦時期は飛ぶように売れ、小売店の店頭に並べるとすぐに売れるほどの人気を博した。そのため、「クリスマスの子どものプレゼントに」と思ってもモノがない事態に陥り、オークションでは10倍以上の高値で取引されるケースも見られたという。また、2010年のトイ・オブ・ザ・イヤー大賞を受賞したほど、業界からも高く評価されている。

日本でも8月下旬に新色2色(オレンジ/サーモンピンク)を投入してラインアップを拡充するほか、夏休み期間には各種体験イベントやハムスター本体をプレゼントするキャンペーン、ハムスターのお洋服のデザインコンテストなどの開催も予定。米国のような大ブームを巻き起こすことができるのか、今後の展開に注目しておきたいところだ。

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