過激アニメ「B型H系」に脅迫状、制作会社や脚本家に「危害加える」。

2010/07/04 10:02 Written by Narinari.com編集部

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2010年4月から放映が始まり、つい先日最終回を迎えたばかりのテレビアニメ「B型H系」。美少女高校生が「『エチトモ』を捜す」という過激なストーリーのためアニメ化が決まった際には驚きの声が続出し、さらに性描写が多い作品であるにもかかわらず、主人公に人気声優の田村ゆかりが起用されたこともあり、一部ではかなりの盛り上がりを見せていた作品だ。

そんなアニメ「B型H系」の公式サイトで、脅迫状が届く事件が続いていることが伝えられている。これは「重要なお知らせ」として公表されたもので、脅迫状は制作会社だけでなく、脚本家にも「繰り返し」届いているという。その内容は「作品内容・表現の改変を求めており、応じない場合は制作会社、脚本家に対して危害を加える」という過激なものだ。

制作サイドは「作品内容・表現につきましては、製作委員会の意思で決定しており、制作会社・脚本家には一切の責任が無い」と説明し、「作品の内容改変などの要求に一切応じません」と強い姿勢を表明。また今回の件は、「警察に届け出を終えており、捜査をお願いしております」と、すでに適切な対応を取っていることを伝えている。

アニメの原作は「週刊ヤングジャンプ」(集英社)に連載中の、さんりようこによる四コママンガ。コメディタッチで描かれてはいるものの、過激な発言や描写が多いため、アニメでは一部セリフなどが言い換えられていた。しかし、アニメに対しては好意的な評価が多く、ネット掲示板やブログでは、「原作の雰囲気を受け継いている」「原作より良かった」との意見がもっぱらだ。具体的にどういった点の「作品内容・表現の改変」を要求されているのかは明かされていないが、大事に至らないよう願いたい。

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