放送前には「大丈夫なのか」「またマンガ実写化で失敗するのでは…」と不安視する声が上がっていたドラマ「怪物くん」（日本テレビ系）。しかし、フタを開けてみれば初回視聴率は17.5％、第8話までの平均視聴率は14.0％（最終第9話視聴率は14日発表）と、“ドラマ冬の時代”においては好視聴率と言える数字を記録し、キャスティングやその内容を評価する声は多い。そんな「怪物くん」が6月12日に最終回を迎え、番組の最後に「もう帰って来たよ！！怪物くん全て新作SP」の放送が発表された。放送は6月26日21時から。　　

「怪物くん全て新作SP」は90分のスペシャル版。連続ドラマの最終話後にスペシャル版を改めて放送する場合、昨今は「総集編＋追加映像」のパターンとなることが多いが、「怪物くん全て新作SP」はそのタイトル通り、すべて新作として描かれるものだ。なお、公式サイトでは「待ちに待ったあのゲスト」や「驚きのサプライズゲスト」が登場すると予告している。

嵐の大野智が主演を務めた「怪物くん」は、“お供”となるドラキュラ、オオカミ男、フランケンに、それぞれ八嶋智人、ダチョウ倶楽部の上島竜兵、チェ・ホンマンを起用。ほかに怪物くんの父・怪物大王役に鹿賀丈史、悪魔界の王子であるデモキン役にTOKIOの松岡昌宏、デモリーナ役に稲森いずみ、人間界の市川ウタコ役に川島海荷、市川ヒロシ役に濱田龍臣などが起用されている。特に身長218センチのチェ・ホンマンはフランケン役に「ハマり過ぎている」と好評だった。ちなみに、公式掲示板にはキャストの感想や番組全体の感想なども含め、30,000件を超える書き込みが寄せられている。

一部のメディアは早くも「映画化が決定」と伝える（6月2日付けリアルライブ）など、まだまだ目が離せない「怪物くん」。スペシャル版以降の展開にも注目しておきたいところだ。