6月1日にさいたまスーパーアリーナで行われた韓国ドラマ「IRISーアイリスー」のイベントで起きたチケット関連のトラブル、および混乱について、主催者のTBSが「お詫び」を公式サイトで発表した。
公式サイトの「アイリス さいたま公演での不手際に対するおわびと対応について」では、「チケットの座席配置と実際の配置が一部異なっていた為、該当するお客様に席の移動をお願いし、公演開始時間が遅れる事態となりました」とトラブルの状況を説明。その上で「運営上の不手際により、お客様に大変ご迷惑をおかけ致しました事を深くお詫び申し上げます」と謝罪している。
また、来場者に不便をかけたことについて主催各社で協議した結果、「200レベル1列〜9列のチケットをお持ちのお客様」を対象に、チケット代の半額に相当する5千円を返金することを決定したという。
「IRIS」は昨年韓国で放送され、平均視聴率30%を超えるヒットを記録したイ・ビョンホン主演の連続ドラマ。日本では4月からTBS系で水曜21時枠で放送中だが、視聴率は初回10.1%以降は低迷が続き、7〜8%台にとどまっている。今回のイベントはイ・ビョンホンが来場したこともあり多くのファンが詰めかけたが、客席の一部を急遽ステージに組み替えたことで約1,400席分の座席がなくなり、チケットを持っていたファンが代替席に移動させられるなど混乱を招いていた。
なお、ネットの「IRIS」関連のコミュニティでは「説明の仕方に誠意が感じられない」「買った席と代替席ではステージの距離感が違いすぎた」「楽しみにしていたのに台無し」など、会場での主催者対応について依然強い不満の声が上がっているほか、「金返せ!」と観客が詰めよる会場の混乱の様子を収めた動画「IRIS さいたまスーパーアリーナ 主催者VS観客」(//www.youtube.com/watch?v=0xGHt82ihlI)にも、主催者への批判的なコメントが並んでいる状態だ。