チケット販売大手のぴあとセブン-イレブン・ジャパンは、全国のセブン-イレブン約12,750店舗で、「チケットぴあ」取り扱いチケットの支払い・受け取りができるサービスを6月1日から開始すると発表した。今回の取り組みは両社の協業第1弾。

6月1日から始まるのは、ネットや電話を通じて「チケットぴあ」で予約・購入したチケットをセブン-イレブン店頭で受け取れるサービス。ユーザーは予約番号をセブン-イレブンで提示・支払い（支払い済みの場合は発券番号を提示）することで、店頭でチケットの発券を受けられる。

また、サービス開始に伴い、6月7日にはフリーペーパー「7（セブン）ぴあ」（A4版オールカラー・64ページ）を創刊。チケット情報や注目アーティストの特集などが掲載され、全国5版（北海道・東北／関東／東海／関西／中国・九州）での発行となる。

セブン-イレブンはかつてぴあと提携し、「チケットぴあ」のチケット取り扱い業務を行っていた。しかし、チケットの販売手法などを巡って意見がかみ合わなくなり、2006年4月に提携を解消。その後、競合コンビニを含めチケット販売が本格化し、セブン＆アイ・ホールディングスは昨年12月、ぴあに20％出資することで再び「チケットぴあ」の取り扱いを行うことを発表していた。

なお、これまでぴあと提携していたファミリーマートでは、5月31日をもって「チケットぴあ」のチケット取り扱いが終了する。