1975年の誕生以来、35年の長きにわたってファンに愛されてきた広島のマスコットキャラクター「カープ坊や」。球場で愛嬌をふりまき、盛り上げる役はもう一つのマスコットの「スラィリー」に任せているが、球団のペットマーク（シンボルマーク）や数多くのグッズデザインとして、抜群の人気と存在感を示している。そんな「カープ坊や」をコトブキヤがミニフィギュア化。「広島東洋カープ トレーディング フィギュアコレクション」を7月に発売する。　　

このミニフィギュアは、歴代のユニフォームをまとった6種類（1975〜1976／1977〜1988／1989〜1995／1996〜2001／2002〜2008／2009〜）と、シークレット2種類の全8種類で登場（各630円／税込み）。全高約50〜70ミリと、集めやすく飾りやすいサイズとなっている。

「カープ坊や」は一部のグッズでは全身が描かれることもあるが、ほとんどは上半身のみのデザイン。そのため、イラストに忠実な形で全身を再現したフィギュアは極めて珍しい。その立ち姿は凛々しくもかわいらしく、ファンも納得、広島ファンならずとも物欲がうずく出来映えだ。

また、コトブキヤは「カープ坊や」に加え、「阪神タイガース トレーディング フィギュアコレクション」と「東北楽天ゴールデンイーグルス トレーディング フィギュアコレクション」も発売する。

阪神はホーム×3種類とビジター×3種類の「トラッキー」、2種類の「ラッキー」、計8種類がラインアップ。楽天は「クラッチ」と「クラッチーナ」各1種類に加え、非公認マスコットの「Mr.カラスコ」Aマスク×3種類とBマスク×3種類の計8種類が登場する。どちらも「カープ坊や」と同様、サイズは全高約50〜70ミリで、価格は各630円（税込み）。コトブキヤのオンラインショップで予約受付中だ。