結婚したい時期は10月がトップ、「ジューンブライドに憧れ」は思い込み?

2010/05/17 17:01 Written by Narinari.com編集部

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「結婚式をいつ挙げるか」は、結婚を考えるカップルにとって重要なテーマのひとつ。仕事などの都合を優先する形で決めなければならない場合もあるが、2人にとって想い出深い日や好きな季節に挙げたいというカップルも多い。そんな「結婚式をしたい時期」や、昨今の結婚式事情を探るべく、楽天ウェディングが「ウェディングに関する調査」を実施した。

この調査は20〜49歳の2年以内に結婚した既婚者904人と未婚者600人の男女を対象に行ったもの。まず、未婚者に対し「結婚したい時期」についてたずねたところ、トップは「10月」(40.8%)だった。男女別では未婚男性が「6月」(42.0%)だったのに対し、未婚女性は「10月」(47.0%)が最も多く、男女間での意識の差が浮き彫りとなっている。

かつては“ジューンブライド”という言葉がもてはやされていたように、結婚式で人気のシーズンと言えば断然「6月」だった。しかし昨今は、梅雨の時期に差し掛かり天候が不安定であること、湿気が多くウェディングドレスを着るのに苦労することなどを理由に敬遠する女性が増えており、こうした意向が調査の結果にも現れているようだ。一方、男性は「女性はジューンブライドに憧れている」という、かつてのイメージをそのまま思い込んでいるのかもしれない。

では、実際に結婚式を挙げた既婚者はどうだったのかをたずねたところ、トップは「11月」(11.3%)に。以下、「3月」(9.7%)、「10月」(9.6%)と続いている。ここでも「6月」はトップ3に入らず、“秋婚派”が多いことがわかった。

次に結婚のスタイルについてたずねたところ、未婚者では「挙式から披露宴までの一般的なウェディング」(26.2%)がトップ。以下、「親族中心の会食会のみ」(22.0%)、「入籍のみ」(18.5%)と続いた。一方、既婚者では「挙式から披露宴までの一般的なウェディング」が42.9%と高い割合で、結婚前には“シンプル婚”を希望していても、実際には一般的なスタイルで結婚式を挙げる人が多いようだ。

さらにこの調査では結婚にまつわる3点セット(結婚式+結婚指輪+新婚旅行)の出費額についても聞いている。結婚式費用(挙式・披露宴含む)は「200万円〜300万円未満」(20.3%)が最多で、平均値は203.5万円だった。また、結婚指輪は「10万円〜30万円未満」(51.1%)が半数を超え、新婚旅行は「10万円〜30万円未満」「30万円〜50万円未満」がともに27.2%でトップに立っている。

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