これまで卓越した数々のプロモーションを展開してきたユニクロが、5月16日、米ニューヨークで開催された世界3大広告賞の一つ「One Show」の2010年インタラクティブ部門において、「クライアント・オブ・ザ・イヤー」に選出された。

「One Show」の「クライアント・オブ・ザ・イヤー」は、“秀逸なクリエイティブを一貫して発表し続け、インタラクティブ分野における可能性に挑戦している”と感じられた企業にのみ贈られ、該当企業がある年に限り授与される名誉ある賞。今回は、毎年ユニクロが革新的なインタラクティブ・コミュニケーションをグローバルで行っている点が高く評価されての受賞となった。

また、「One Show」では併せて、ブログの画像を「オンラインくじ」に変えてしまう新型ブログパーツ「UNIQLO LUCKY SWITCH」がインタラクティブアドバタイジングのインタラクティブメディア部門で金賞、季節を切り取った「映像」「音楽」「ユニクロの商品」の3つの要素から構成されたカレンダー「UNIQLO CALENDAR」がウェブサイト＆マイクロサイトのコンシューマーグッズ部門と、クラフトのインターフェースデザイン部門でそれぞれ金賞を受賞している。

こうした高い評価を受けたことについてユニクロ・グローバルコミュニケーション部の勝部健太郎部長は「審査員全会一致でユニクロを選出いただき、また、授賞式に参加している世界中のクリエイターから賞賛の声をいただく中で、我々が着実に次のステージに進んでいることを実感しました」とコメント。今後も「世界に通用するクリエイティブに取り組んでいきたい」と意欲を語っている。

「One Show」は1975年に設立された非営利団体「ワンクラブ（The One Club）」が毎年開催している広告賞。各賞の審査は各業界のトップクリエイターで構成された審査員が行う。「クリオアワード（CLIO AWARDS）」「カンヌ国際広告祭」とあわせて世界3大広告賞と称されている。