手のひらサイズでも破壊力満点、侮れない“ミニ大砲”動画が話題に。

2010/05/12 10:33 Written by Narinari.com編集部

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その昔、大きな攻撃力を持つ武器として戦争で使用されていた大砲。火薬の燃焼・爆発力で砲弾を猛スピードで飛ばし、敵の構造物を破壊するのに重宝されてきた。その大砲のミニチュア版を製作したユーザーが実際に稼働させている様子をYouTubeに投稿し、話題を呼んでいる。大きさは手のひらにちょこんと乗るほどの数センチ程度。しかし侮るなかれ、小さいながらも実際に火薬で弾を飛ばせるミニ大砲は、想像以上の破壊力を見せつけている。

この様子が収められているのは、「Mini Cannon Firing and Destroying Targets. Among the World's Smallest Guns」(//www.youtube.com/watch?v=IxHW-QGMuZ4&)というタイトルの動画。今年4月23日に投稿され、5月12日現在で50万回再生を超えている。大砲の製作者は米国在住ということ以外は不明だが、動画に映り込む手から男性のようだ。

1分41秒にわたる動画は、製作者の手の中指付け根にちょこんと収まったシーンからスタート。見た目は携帯ストラップのようなかわいさだが、鈍い金色の砲台と砲身は、立派な大砲の形をしている。そんなミニ大砲が実際に稼働する場面を捉えるべく、製作者は砲身に少量の火薬と小さな鉄の球を投入。棒で軽く押し込め、上部に空いた穴へ小さな導火線を差し込む。そして、火がついたタバコを使って導火線に着火。すると「パン」と高い音を出して、球が勢い良く発射された。

発射の際の反動で設置場所からズレるほど、威力はありそうだとは思えるものの、いまいちその破壊力はわかりにくい。今度はそれを見せつけるために、製作者はさまざまな目標物に向かって大砲を発射する。最初に狙うのはコカ・コーラの空き缶。テーブルの端から発射された弾が見事に命中した空き缶はわずかにズレる動きを見せるが、寄ってみると命中した場所とその裏にはしっかり小さな穴が開き、貫通している。このほかにも、電球や卵などに命中する様子が収められ、ガラス製と見られるコップの場合は、当たった瞬間に粉々になってしまった。

最後に、5メートル離れた部屋の梁部分に吊り下げた風船にも命中したミニ大砲。かわいい見た目とは裏腹に、充分な破壊力と飛距離を持ってるようだ。動画を見た人たちも大いに楽しんでいるようで、YouTubeのコメント欄には「かわいい」「私も欲しい」との感想から、「殺傷力はあるの?」といった抱いてはいけない興味までさまざまな意見が並ぶ。中には「ハイスピードカメラで、スローモーションを撮ってくれ」といった要望も。かわいさと力強さというギャップを併せ持つこのミニ大砲、動いているところをぜひご覧になってみてはいかがだろうか。

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