テレビのインタビューで豹変、鬼気迫る“犬マネ”大ウケで人気者に。

2010/04/16 15:59 Written by Narinari.com編集部

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家の向かいにいた凶暴な犬について、テレビのインタビューに答えたオーストラリアの男性が、ひょんなことから人気を呼んでいる。彼は「どれほど犬が怖かったか」を伝えるために犬のマネをしたのだが、これがネットで大ウケ。多くの人が男性の鬼気迫る演技に釘付けとなってしまったようだ。

この男性はシドニー近郊のマーズフィールドに住む57歳のレイ・グレアムさん。豪紙ヘラルド・サンによると、グレアムさんは妻のケリーさんとともに、凶暴な振る舞いを見せていた犬についてのインタビューを受け、4月12日の夕方に豪放送局チャンネル9のニュース番組で流された。

そのインタビューの様子はTouTubeに「ACA - Vicious Dog Man」(//www.youtube.com/watch?v=cZpm_9_PmYg)などのタイトルで投稿されている。「昨日の朝庭に出てみたら、道の向こうにその犬たちがいたんだ」と、真面目な顔で語りだすグレアムさん。その隣には、神妙な面持ちで夫の言葉を聞いているケリーさんの姿がある。

冒頭ではどれほど怖い犬だったのかを伝えようと落ち着いて状況を説明。ところが、突然体と頭を大きく揺らしながら、犬が憑依したかのように「ガゥガゥガゥガゥ」と迫真の鳴きマネを始めた。“豹変”という言葉がピッタリなほど、見る人を圧倒するような急激な変化なのだが、隣に立つ奥ゆかしいたたずまいの妻はいたって冷静。ただ、ケリーさんにぶつかるほどのグレアムさんの激しい動きに、体を押されたケリーさんは若干口元をゆるめているようにも見える。

インタビューの放送以降、この“犬マネ”はネットでブレイク。YouTubeには動画の投稿が相次ぎ、グレアムさんは「Barking dog man」「Psycho Dog Man」などと呼ばれ人気者になっている。そしてネットでの人気を受けて夫妻はチャンネル9のスタジオにも招待され、今度は彼らが主役となってインタビューも受けた。

その中でグレアムさんは「今までこんなことはしたことないんだけど」と、“犬マネ”は特別な姿だったと話し、「こういう状況になったのは素晴らしい」と語るなど、反響を好意的に捉えているようだ。一方のケリーさんは34年間連れ添っている夫を「感情豊かな人よ」と評し、今回の“犬マネ”も特に驚いてはいないそうだ。

グレアムさんの話題は米国のCNNにも取り上げられ、海を越えて評判は広がっている。CNNではグレアムさんの“犬マネ”の声を録音して、街ゆく犬たちに聞かせるというお遊びも実施。聞かされた犬たちは後ずさりしたり、戸惑ったりする様子を見せていることから、グレアムさんのマネはあながち下手でもなかったのかもしれない。

なお、SNS「Facebook」上にはグレアムさんのページも登場。早くも9,000人近くのファンを集めている。思わぬ形で人気者になった彼の“犬マネ”を、ぜひ一度、ご覧になってみてはいかがだろうか。

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