くらたまの夫が経営、映画配給会社の「トルネード・フィルム」が倒産。

2010/04/05 19:47 Written by Narinari.com編集部

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昨年「だめんず・うぉ〜か〜」などで知られるマンガ家の“くらたま”(倉田真由美)と結婚した叶井俊太郎氏の映画配給会社「トルネード・フィルム」が倒産した。同社公式サイトでは破産申し立ての報告を掲載している。負債総額は約3億円

公式サイトの「(株)トルネード・フィルム破産申立てに関するご報告とお詫び」では、「株式会社トルネード・フィルムは、本年4月1日をもちまして、東京地方裁判所に対する破産申立てのやむなきに至りました」と報告。今後は東京地方裁判所と破産管財人の指揮と管理のもとで、破産手続きが行われる。

破産に至るまでの経緯については「映画業界全般の不況のあおりを受けて経営状態が悪化する中で、何とか取引先や債権者の皆様にご迷惑をおかけしないよう、資金調達と営業に全力を注いで」きたものの、「業況の悪化と資金繰りの悪化はいかんともし難く、万策尽き果て」と説明。関係者に対しては「取引先や債権者様各位には、多大なご迷惑をおかけしたことを、大変に申し訳なく思っております」と謝罪している。

叶井氏は1967年生まれの42歳。エログロ変態映画から恋愛映画まで幅広い買い付け&宣伝をプロデュースする人物として知られ、アルバトロス在籍時に買い付けた「アメリ」が大ヒットしたことで一躍脚光を浴びた。私生活では離婚歴3回、女性経験は500〜600人とも言われるが、昨年、倉田真由美が妊娠8か月を迎えた時点で入籍。11月16日に無事出産している。

トルネード・フィルムは2005年3月に設立。これまで「日本以外全部沈没」(2006年)、「ヅラ刑事」(2006年)、「アフロサムライ:レザレクション」(2009年)、「金瓶梅」(2010年)などを配給していた。

なお、叶井氏は公式ブログを4月5日に更新しているが、この件に関しては触れていない。

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