家庭用カセットボンベで動く発電機「エネポ」、ホンダが5月から発売。

2010/03/25 22:36 Written by Narinari.com編集部

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入手や保管などが容易な家庭用カセットボンベを使用し、簡単な操作で電気が作れる発電機――。そんな災害時のバックアップ電源やアウトドア用途にも活躍しそうな小型のガスパワー発電機「エネポ EU9iGB」を、ホンダが5月13日に発売する。価格は104,790円(税込み)で、販売ルートは全国のHonda汎用製品特約店、Honda特約ホームセンターのほか、Honda Cars、Honda二輪車正規取扱店など。

「エネポ」はガスパワー耕うん機「ピアンタ FV200」に続くホンダのガスパワー商品の第2弾。“3つの簡単”(燃料の取り扱いが簡単/移動・収納が簡単/操作が簡単)をコンセプトにした、誰でも容易に取り扱いができる出力900VAの小型発電機だ。

使用するカセットボンベは2本で、約1.1時間(定格負荷、エコスロットル作動時)から最長約2.2時間(1/4負荷、エコスロットル作動時)の連続運転が可能。パソコンなどの精密機器をはじめ、消費電力が900W以下の照明機器や電動工具、調理機器などに対応している。

発電は独自の「正弦波インバーター」の搭載により、一般家庭で使用されている電気と同等の高品質で安定した電気供給を実現。2台の「エネポ」を並列で使用できる並列運転コード(別売り)を使えば、2倍(1,800VA)の出力発電ができるほか、既存のホンダのガソリン発電機「EU9i」との並列運転も可能だ。

さらに安全上の観点から使用場所が屋外に限定される発電機の移動を考慮し、片手で簡単に押し引きができる大型キャスターや折りたたみハンドルを装備。収納・保管性に優れたパッケージデザインを採用した。また、乗用車への積載や運搬を考慮して、横置きの搭載もできる。

「エネポ」のネーミングはEnergy(エネルギー)とPortable(携帯用)とEpoch(新時代)を掛け合わせた造語。「発電機の新時代を切り開く、持ち運べるエネルギー」を意味している。

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