3月19日に開催されたお笑い映像コンテスト「S-1バトル」の年間王者決定大会「S-1グランドチャンピオン2010」で優勝を果たし、見事に賞金1億円を手にしたNON STYLE。その2人がそれぞれ公式ブログを更新し、優勝の栄冠と、1億円という途方もないお金を手にした喜びをつづっている。

井上裕介のブログに更新された19日付けエントリー「ありがとうございます」では、冒頭で謝意をつづるとともに、「正直、未だ何の実感もないです」と率直な感想を告白。「M1のときもそうだったけど、まさか自分が優勝するだなんて思ってなかったから、まだ夢を見ているような感覚です」と、不思議な気分に包まれているそうだ。　

1億円の使い途については「まだ、どんな形でかはわかりませんが、応援してくれたみなさんに還元出来ればなぁっと思っています！！」と考えており、「ぶっちゃけ、現実味のない金額だけに、自分のためにどう使えばいいかもわからないし、何より自分のためには使いたくないので、ファンのみんなと分かち合えたらなぁっと思います」とのことだ。

一方の石田明も20日にエントリー「ありがとうございます」を更新し、「本当にびっくりしとります。まさか！まさか！優勝できるなんて！」と驚きの気持ちをストレートに告白。「VTRが認められたことが素直に嬉しいです」と、漫才で勝ち取った「M-1」王者とはまた違う表現方法で勝利を手にしたことに喜びを感じているようだ。そして、今回の優勝は何よりも「僕たちノンスタイルだけではなく、制作スタッフさんや、作家さんといったチームでとれた」ことが嬉しかったという。

1億円の賞金には「正直戸惑っています」。使い途は「これから井上と、そしてVTRに関わってくれたみんなとじっくり考えていきたい」としている。

「S-1グランドチャンピオン2010」には、1年にわたって繰り広げられた「S-1バトル」の月間チャンピオンの11組（※トータルテンボスが2度チャンピオン獲得）と、昨年の「M-1」王者のパンクブーブー、「キングオブコント」王者の東京03、今年の「R-1」王者のあべこうじ、そして敗者復活を勝ち上がったはんにゃの計15組が参戦。決勝戦は浅越ゴエ、陣内智則、NON STYLEで争われ、視聴者投票で27万7,908票を獲得したNON STYLEが優勝した。