来年、開園10周年の節目を迎える東京ディズニーシーに、新しいアトラクション「ジャスミンのフライングカーペット」を導入することが発表された。導入時期は2011年の夏を予定している。

「ジャスミンのフライングカーペット」は、ディズニー映画「アラジン」に登場するジャスミンの庭園の上空を、空飛ぶ絨毯（ライド）に乗って旋回するライドタイプのアトラクション。旋回中にはゲストの操作によって、高さ約5メートルまでライドを上下に動かせるほか、前後の傾きも変えることができるなど、空飛ぶ絨毯で自由に空を飛んでいるような気分を味わうことができる。

このアトラクションは過激なものではなく、小さな子どもでも楽しめるもので、“空中散歩”を楽しむ子どもの様子を間近で見られる高台のデッキスペースも用意される。導入場所はアラビアンコーストで、投資金額は約20億円。

「ジャスミンのフライングカーペット」の導入により、東京ディズニーシーのアトラクション数は合計32施設（アトラクション施設：27／キャラクターグリーティング施設：2／エンターテイメント施設：3）となる。なお、隣の東京ディズニーランドには、2011年に「ミッキーのフィルハーマジック」と「シンデレラのフェアリーテイル・ホール」がオープンする予定だ。