フィギュア女子の地元スターに悲報、競技2日前に応援の母が急死。

2010/02/22 05:27 Written by Narinari.com編集部

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フィギュアスケート女子カナダ代表のジョアニー・ロシェット選手の母・テレーズさんが、バンクーバー市内の病院で亡くなった。地元紙などが伝えている。  

カナダ紙バンクーバー・サンによると、ロシェット選手の両親は自宅のあるモントリオールから土曜日にバンクーバー入り。23日(日本時間24日)のショートプログラム、25日のフリー(同26日)に出場するロシェット選手を応援する予定だったが、21日朝にテレーズさんが倒れ、そのままバンクーバー総合病院で息を引き取ったという。

突然の母の訃報に接したロシェット選手だが、あと数日後に迫った競技には出場する見込み。カナダ紙トロント・サンは父親の話として「オリンピックに参加することを確認した」と伝え、また、地元ニュースサイトのバンクーバーナウもカナダスケート連盟の話として「火曜日(23日)と木曜日(25日)の競技に出場する」と伝えている。

ロシェット選手は1986年1月生まれの24歳。1月16日に行われたカナダ選手権で優勝し、同大会6連覇を達成したほか、昨年3月に米国で行われた世界選手権では、安藤美姫選手(3位)や浅田真央選手(4位)を抑えて銀メダルを獲得した(優勝はキム・ヨナ選手)。

2009/2010年GPシリーズの主な成績は中国杯3位(鈴木明子選手1位)、スケートカナダ優勝(鈴木選手5位)、グランプリファイナル5位(キム・ヨナ選手1位、安藤選手2位、鈴木選手3位)。バンクーバー五輪では“カナダ期待の星”と呼ばれ、メダル獲得に期待が寄せられている。

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