簡単な計算で婚約適齢期がわかる? 豪学者が「婚約者の公式」を発表。

2010/02/17 16:29 Written by Narinari.com編集部

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人にはそれぞれ、「この年齢までには結婚したい」という願望があるかもしれない。ただ、そのときまでに結婚したいと思う相手に巡り会えるのか、仮に相手がいたとしても、互いに結婚の意思を持つことができるのかは、まさに神のみぞ知る話。いろいろな出会いやタイミングが重なり、どちらかがハッキリと結婚を決断したときに、初めてプロポーズというプロセスが生まれる。中にはきっかけが掴めずに、なかなかプロポーズを切り出せない人もいるだろうが、そんな人には助けになるかもしれない「婚約者の公式」なるものを、オーストラリアの研究者が発表した。この公式を用いれば、その人の婚約適齢期が計算できるという。

豪紙デイリー・テレグラフによると、公式を編み出したのはニューサウスウェールズ大学で数学と統計を研究するトニー・ドゥーリー教授。ドゥーリー教授は、金融や医療の現場で利用される「経費を最小限に抑えながら、最大限の利益を生むための行動を起こす時期」を特定する公式を応用し、「婚約者の公式」を考えたそうだ。

気になる「婚約者の公式」の計算方法は次の通り。

1. 「この年までに結婚したい」という年齢を出す。
2. 「具体的に結婚したい」と思い始めた年齢を出す。
3. 「1」の年齢から「2」の年齢を引き、その数字に0.368を掛ける。
4. 導き出した数字に「2」の年齢を足す。

これで、自分の婚約適齢期が分かるという。大学サイトで公開されている論文では「20歳で考え始めた人が39歳までに結婚したい」という例を使って紹介している。この場合「(39-20)×0.368=6.992」までが3番の式。これに2番で出した20歳を足すと26.992で、27歳頃がプロポーズのアクションを起こすのに最適というわけだ。それほど難しい計算が要求されるわけでもなく、これなら誰でも自分の適齢期を導き出せる。

ただ、問題なのは、この公式が当てはまる確率は「37%」としている点。一般的な感覚からするとあまり高い数字とは考えにくいが、ドゥーリー教授は「比較的高い成功率」(デイリー・テレグラフ紙より)と自信をのぞかせている。

4割弱の数字を高いと見るか、低いと見るかは判断が分かれるところ。加えてこれはオーストラリアの場合で、日本に当てはまるわけではなさそうだが、これからプロポーズを考えている人や、将来結婚したいと考えている人は、あくまでもちょっとした参考として、数字を出してみても面白いかもしれない。

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