「早く自信を取り戻せ」韓国に完敗の日本代表をラモス瑠偉が叱咤激励。

2010/02/15 05:55 Written by Narinari.com編集部

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日本、韓国、中国、香港が参加し、2月6日に始まったサッカーの東アジア選手権が、14日に中国の優勝で幕を閉じた。6月のW杯南アフリカ大会で4強入りを目指す日本代表にとって、アジア相手の大会で負けるわけにはいかず、岡田監督も大会前には「優勝を狙う」と宣言。必勝を期して臨んだが、初戦の中国戦は0-0のスコアレスドロー、次戦の香港戦は3-0で勝利したものの、最後の韓国戦では1-3で完敗と、通算1勝1分け1敗の勝ち点4で3位(過去最低)に沈んでしまった。この結果を受け、かつて日の丸を付けて戦ったラモス瑠偉氏が、日本代表を叱咤激励している。

公式ブログで更新された15日付けエントリー「日本代表へ」は、まず、一緒に14日の韓国戦を観戦していたというラモス氏の息子の“怒り”を紹介。息子は「パスまわしてばっかで ちっとも攻撃出来てないじゃねーかよ!こんな弱い韓国相手に なーにもたもたやってんだよ!」「W杯まで4カ月だぜ!いまさらメンバー試してどうすんだよ!」「4強狙うって アジアの4強目指してんのかよ!」と、「耳が痛くなるほど」吠えていたという。

これに続き、ラモス氏は冷静に韓国戦を分析。韓国代表はMFの朴智星選手をはじめ、欧州で活躍している選手が参加していなかったが、「こんなに弱い韓国をみたのは 俺が日本に来てから初めてだ」と、少なくともラモス氏の目には“最弱”の状態に映っていたそうだ。

それにも関わらず1-3で敗れたことに「両方ともミスも多い 今まで出来てた事も 出来なくなってる」とし、「選手同士のコミュニケーション ちゃんととれてるのかな?」と心配している。

ただ、「波はある こんな時もある」ことはラモス氏も承知した上で、「早く自信を取り戻せ」と日本代表の面々にエール。「もっと自信をもって 自分を信じて楽しいサッカーやれよ 自信を取り戻すには 今はもっと運動量を増やすしかない」「足元でボールもらう事ばかり考えてないで もっと運動量を増やせ そして1対1で絶対負けるな それが大事だし そこからだぞ!!!」と力強い言葉で叱咤している。


☆サポーターやサッカーファンから監督解任要求も

韓国戦での完敗、東アジア選手権3位の結果を受けて、サポーターやサッカーファンからは岡田監督の解任を要求する声が次々と上がっている。韓国戦が行われた国立競技場には、サポーターの「岡チャン不合格 決断セヨ サッカー協会」の横断幕が掲げられたほか、mixiには14日付けでコミュニティ「岡田監督を解任せよ」が開設され、15日早朝の時点ですでに参加者は500人近い。また、2ちゃんねるにも「岡田監督解任」に関連するスレッドが乱立している状態だ。

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