「アーッ!」ペリカンが男性リポーターのお尻襲撃、悶えながら大爆笑。

2010/02/12 13:24 Written by Narinari.com編集部

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天気は服装や行動にも大きく左右することもあり、外出前にテレビやインターネットで予報をチェックする人は多いだろう。それだけに、メディアも分かりやすく視聴者へ伝えようと、いろいろな工夫を凝らしている。例えば人が集まりそうな観光地や行楽地からの中継は、天気予報に加えて中継地の情報や季節感も伝わりやすく、テレビで多用される手法だ。ある日、オーストラリアのニュース番組も動物園から天気予報を中継したが、伝えられたのは天気ではなく、リポーターの恥ずかしい姿だった。

その模様は、YouTubeに「Weather Man, Attacked By a 'Pelican' Channel 9 Steve Jacobs,Australia Live TV」(//www.youtube.com/watch?v=tc11g8d6IvA)のタイトルで動画が投稿されている。豪ニュースサイトNinemsnによると、この一件は豪放送局ナイン・ネットワークで放送された、2月4日朝のニュース番組の中でのこと。午前7時過ぎのお天気コーナーでリポーターのスティーヴ・ジェイコブ氏は、シドニーにあるタロンガ動物園のペリカン飼育コーナーから天気を伝えるはずだった。

動画はオーストラリアの天気図の画面と、それを解説しているシーンから始まるが、すぐにジェイコブ氏の声が「アハーッ、アーッ!」と大きな叫び声に変わる。画面は天気図からすぐに動物園の中継映像にチェンジ。するとそこに映し出されたのは、大きなペリカンが羽をひろげ、ジェイコブ氏のお尻をくちばしで突いたり、噛んだりと“襲撃”しているシーンだった。

マーニーという名前のペリカンは盛んにくちばしを大きく開けてジェイコブ氏にアタック。マーニーの一撃を喰らったジェイコブ氏も、体が思わず“ビクン”と反応している。岩にしがみつき「あっち行け」と叫ぶジェイコブ氏は、お尻を突き出した状態のまま身動きができない。飼育員が注意を引き付け、彼から離そうと試みてもペリカンは彼のお尻に夢中。よく見るとマーニーは彼が着ていたジャンバーの裾をつまもうとしていたようだが、パニック状態でそんなことを知る由もないジェイコブ氏は、突かれるたびに「アーッ」と情けない声をあげるだけ。結局、最後は強引に飼育員がマーニーを捕まえ、ようやくジェイコブ氏は恐怖から解放された。

大きな叫び声をあげ続けていたジェイコブ氏だが、ペリカンが離れて安心したのか、今度は自分で大爆笑。このシーンを見ながら途中で「愛されてるね」と茶化していたスタジオの男性キャスターも彼につられて大笑い、女性キャスターやスタッフの笑い声も聞こえる。あまりに滑稽な状況が流されたとあって、男性キャスターは「鳥に突かれたのは、初めてじゃないでしょ」とジェイコブ氏に一言。それに対して彼は笑いが止まらず、状況説明するのがやっとだった。恐らくこの放送を見た視聴者は、天気の情報はまったく頭に入らなくとも、笑いという元気の源を目一杯受け取ったに違いない。

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