ライバルに先駆けて投入、パナソニックが世界初の3Dプラズマテレビ発売。

2010/02/09 15:43 Written by Narinari.com編集部

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家電業界の新たなトレンドとして注目を集める家庭向けの3Dテレビ。この春以降、各メーカーから次々と製品が登場し、2010年は“3Dテレビ元年”になるとも言われているが、パナソニックは2月9日、ライバル各社に先駆け、世界初の3D対応デジタルハイビジョンプラズマテレビ「3D VIERA」VT2シリーズ2機種を発表した。 

「3D VIERA」は、世界的なヒットを記録した映画「アバター」のような3D映像を家庭でも楽しめるテレビ。映画業界では3D映画が続々と製作・公開されており、ブルーレイなど、パッケージソフト化された際に家庭でも楽しめる環境の整備が急務となっている。

今回発表された「3D VIERA」はフレームシーケンシャル方式を採用。これは左眼と右眼、交互に再生される映像を専用シャッターメガネを通して見る方式で、視差による奥行き感を脳が認識し、3D映像が楽しめるという仕組みだ。

3D映像の表示には、左眼と右眼用の映像を、従来(2D表示)の2倍となる1/120秒で交互に表示する必要がある。そのため表示ディスプレイには「高速表示レスポンス」が求められるが、プラズマディスプレイは応答が速い特性を持っており、「3D表示に有利な特性持つデバイス」(パナソニックより)だという。 

付属する専用メガネ「3Dグラス」は63グラムと軽量で、かけやすさを追求。フェイスラインに合う曲がりやすい構造と樹脂素材、大小2種類のノーズパッドなどを採用し、メガネユーザーや子どもがかけても快適に利用できる。

ラインアップは54V型と50V型で、4月23日に発売予定。価格はオープンプライス(53万円前後/43万円前後)。

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